試乗 70年前の2台のレーシングジャガー「Cタイプ」「Dタイプ」を新車状態で乗り比べる奇跡の試乗会に参加【写真・4枚目】 ジャガー・クラシックがプロモーションのために日本に持ち込んだCタイプ、Dタイプ・コンティニュエーション。試乗会は富士スピードウェイ・ショートコースで行われた。 2022年に16台限定で製造が始まったCタイプ。1953年のル・マン・ワークス・スペックで仕上げられており、1台につき9ヵ月かけ製作されるという。価格は150万ポンド(約2億6880万円)。まだオーダーは可能だそうだ。 2022年に16台限定で製造が始まったCタイプ。1953年のル・マン・ワークス・スペックで仕上げられており、1台につき9ヵ月かけ製作されるという。価格は150万ポンド(約2億6880万円)。まだオーダーは可能だそうだ。 220PSを発生する3.4リッターのXKユニット。キャブレターは3基のウェーバー40DCO3。1000マイルの耐久テストを行い納車される。 大径ステアリング、4速MT、完全に再現されたスミス製メーターが備わるコクピット。ディスクブレーキのタッチも好ましい。 当時生産されなかった25台分を復刻したDタイプ。敢えて苦言をいえばCタイプ共々、最新の技術で完璧な左右対称に仕上がっているがために、却って本物の生々しさが消え、ミニカー的に見えてしまうのが難点か。 当時生産されなかった25台分を復刻したDタイプ。敢えて苦言をいえばCタイプ共々、最新の技術で完璧な左右対称に仕上がっているがために、却って本物の生々しさが消え、ミニカー的に見えてしまうのが難点か。 戦闘機のようなコクピット。320PSを発生するエンジンに対し、ギヤボックスはクロスレシオのフルシンクロの4速MTを用意。 3基のウェーバー40DCO3キャブを装着した3.4リッター直6XKユニット。価格は175万ポンド(約3億1373万円)でまだ購入可能。 この画像の記事を読む