目次
ディテール解説
丸型クロームメッキリングのヘッドランプはオーソドックスな印象。それでもクリアレンズ内はLED(上段ロービーム3灯+下段ハイビーム1灯)ランプを使った新デザインが採用されている。ウインカーもクリアレンズの丸型デザイン。もちろん発行色はオレンジ色だ。
正立式フロントフォークはφ41mm。φ310mmシングルディスクローターにはNISSIN製2ピストンのピンスライド式油圧キャリパーが採用されている。
空冷直立の単気筒エンジンは今や珍しい存在に。ボア・ストロークが超ロングストロークタイプである事も見逃せない。
程よい傾斜でスタイリッシュにアップする右出し1本マフラーは総クロームメッキが美しい。
リヤサスペンションはツインショックタイプ。スイングアームは角断面のスチール鋼管製。ピンスパナを使用して5段階にプリロードの調節ができる。
リヤブレーキはφ240mmローターとNISSIN製シングルピストンのピンスライド式油圧キャリパーを採用。
クロームメッキされたパイプバー式アップハンドルを装備。上体の起きた自然体で乗れる設定になっている。
丸型のスピードメーターはシンプルなアナログ式。10km/h刻みの160km/hスケール。文字盤に組み込まれた液晶ディスプレイにはオド/トリップや燃料系と時計、ギヤポジションが表示される。
黒いパイプ製グラブバーも含めて全体的に少し質素なイメージがある一体式ダブルシート。クッションはしっかりした硬さがある。
堀の深いリヤフェンダーを採用。その下にナンバープレートがセットされ、泥避けとしての機能性がしっかり作り込まれている。
GB350Sと比較すると、ステップ位置が前寄りにある事がわかる。サイドカバーの膨らみも大きめだ。
主要諸元
車名・型式:ホンダ・2BL-NC59 全長(mm):2,180 全幅(mm):800 全高(mm):1,105 軸距(mm):1,440 最低地上高(mm):166 シート高(mm):800 車両重量(kg):180 乗車定員(人):2 燃料消費率(km/L):49.5(60km/h)〈2名乗車時〉 WMTCモード値(km/L):41.0〈1名乗車時〉 最小回転半径(m):2.3 エンジン型式:NC59E エンジン種類:空冷4ストロークOHC単気筒 総排気量(㎤):348 内径×行程(mm):70.0×90.5 圧縮比:9.5 最高出力(kW [PS] /rpm):15[20]/5,500 最大トルク(N・m [kgf・m] /rpm)29[3.0]/3,000 燃料供給装置形式:電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI) 始動方式:セルフ式 点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火 バッテリー:12V-6Ah(YTZ7S) 潤滑方式:圧送飛沫併用式 潤滑オイル容量(L):2.5 燃料タンク容量(L):15 クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式 変速機形式:常時噛合式5段リターン 変速比: 1速 3.071 2速 1.947 3速 1.407 4速 1.100 5速 0.900 減速比(1次/2次):2.095/2.500 キャスター角(度):27゜30′ トレール量(mm):120 タイヤ(前/後):100/90-19M/C 57Hチューブレス / 130/70-18M/C 63Hチューブレス ブレーキ形式(前/後):油圧式ディスク/ 油圧式ディスク 懸架方式(前/後):テレスコピック式/ スイングアーム式 サスペンションストローク(前/後mm):120/120 フレーム形式:セミダブルクレードル
試乗後の一言!
真の実用域にドンピシャのパフォーマンスを発揮する心地良さに魅力あり。