カワサキ「ELIMINATOR」シリーズが新カラーで登場、2026年モデルを7月15日に発売……BIKES週間ニュースダイジェスト【2025年6月2日〜8日】

前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2025年6月2日〜8日に発表されたニュースを紹介する。

カワサキ・ELIMINATOR…85万8000円〜

カワサキモータースジャパンは、人気のクルーザーモデル「ELIMINATOR」と「ELIMINATOR SE」に新たなカラーとグラフィックを採用した2026年モデルを、2025年7月15日に発売する。メーカー希望小売価格はELIMINATORが85万8000円、ELIMINATOR SEが95万7000円(税込)。

ELIMINATORは、水平基調のデザインとロー&ロングのフォルムが特徴で、カワサキミドルクラスで最も低いシート高に設定されている。398cm³の並列2気筒エンジンは、低速域での扱いやすさと高速域での力強い加速性能を両立。軽量な車体構成と最新の装備群により、日常の移動からツーリングまで幅広く対応する。

新たに加わる「パールラヴァオレンジ」に加え、既存の「メタリックフラットスパークブラック」も継続。上位モデルのELIMINATOR SEでは、フロントカウルやドライブレコーダー、USB Type-Cソケット、ツートーンシートなどが標準装備され、より快適で機能的な装いとなっている。新色として「アーバンシティホワイト」と「メタリックマットカーボングレー×フラットエボニー」が追加され、街乗りからロングツーリングまでライダーの個性を引き立てる。両モデルともETC2.0キットを標準装備し、使い勝手にも優れる仕様となっている。

カワサキ「ELIMINATOR PLAZA EDITION」新色&快適装備で7月15日発売

カワサキモータースジャパンは、プラザ専用モデル「ELIMINATOR PLAZA EDITION」を2025年7月15日に発売する。新たに採用されたカラーは「メタリックインペリアルレッド×エボニー」。398cc並列2気筒エンジンや低シート高といった特性はそのままに、GPS対応ドライブレコーダーとUSB Type-C電源ソケットを標準装備し、利便性と安心感をさらに向上させた。メーカー希望小売価格は税込91万3000円で、販売は全国のカワサキプラザ限定。ロングツーリングから街乗りまで幅広いライダーのニーズに応える仕様となっている。

本州一周の新ツーリングイベント「BLUE RIDE」今秋開催決定

琵琶湖一周ツーリング「CBTR」を手がける株式会社ご当地ツーリングが、新たなバイクイベント『BLUE RIDE(ブルーライド)』を今秋開催する。沿岸を巡り日本の輪郭をなぞるこのラリーイベントは、参加者が各地の指定スポットでデジタルスタンプを集め、「踏破証明書」を獲得する仕組み。初開催の舞台は静岡県と島根県。静岡は10月18日から、島根は10月26日から12月7日まで開催予定。エントリーは6月25日より開始される。詳細は6月12日に解禁され、LINE登録で最新情報が配信される。なお、同社が運営する琵琶湖一周ツーリング「CBTR」は4回目を迎え、すでに2000人近くがエントリーしている。

「バリバリ伝説」Tシャツに新デザイン追加、熱狂の80年代バイク文化を日常に

伝説的バイク漫画『バリバリ伝説』のグラフィックTシャツに、新デザインが追加され登場した。講談社正式ライセンス品としてCAMSHOP.JPから発売され、80年代の熱い情熱が蘇る新たなラインアップとなる。素材には5.6オンスのヘビーウェイト100%コットンを採用し、しっかりとした着心地ながら日常使いにも適した仕様だ。プリントは巨摩郡や仲間たちの名シーンを豊かに表現し、初期デザインに続くバリエーション展開により、世代やスタイル問わず幅広いファンに響くだろう。今後も街着にもアートにも映える多彩なTシャツが順次展開される予定で、バイクカルチャーの原点を今に体感できる一枚といえる。  

工具箱いらずの簡単メンテ「GRIP EARTH リアメンテナンススタンド L型」、6月14日発売

GRIP EARTHから、新作バイク用リアメンテナンススタンド「L型」が2025年6月14日より発売される。特徴は工具を使わずに、ワンタッチでリアホイールを浮かせられる構造。チェーン清掃や注油、ホイール回転の確認など日常の整備が劇的に手軽になる。素材には耐荷重性に優れたスチールパイプが採用され、安全なメンテナンスを支える設計。使用後は簡易に折りたたんで収納可能で、保管スペースを取らない点も魅力的だ。単独作業でも安定した状態を確保できるため、整備初心者からプロユーザーまで幅広いライダーに対応する実用グッズとして注目されそうだ。組み立て不要で即使える点も日常利用に適する。このスタンドひとつで、整備のハードルがぐんと下がる。整備時間の短縮や安全性向上を求めるライダーにとって、手放せないアイテムとなりそうだ。

Baico限定レディースジェットヘルメット「NOVIA」再入荷、レトロ可愛い新色登場

女性ライダー向けECサイトBaicoを運営するはとやが、2023年2月に発売した「NOVIA アイボリー/レトロレッド」ヘルメットの再入荷を決定。アイボリー地にレトロ調の赤ラインを施し、HELLO KITTYデザインのスーパーカブとも好相性なシンプルなデザインが支持されている。サイズは頭囲55〜57cmのレディースフリーで、男女や子どもにも適応可能。スポンジ調整でフィット感を追求し、フリップアップの開閉式シールドや洗濯可能な内装、UVカット加工など女性目線の機能を充実させている。価格は12,100円(税込)、SG規格適合で全排気量対応。バイクファッションにこだわるライダーの注目を集めている  

女性ライダー専用ヴィラ「Lady Blue 伊豆稲取」が7月1日グランドオープン

女性ライダーのための特別な宿泊施設「Lady Blue(レディブルー)伊豆稲取」が、2025年7月1日に静岡県東伊豆町でグランドオープンする。1棟貸切型のヴィラで、愛車を眺めながらくつろげる部屋や、語らいを楽しめるファイヤーピットなどを備え、「わたしが わたしになれる」をコンセプトに、女性ライダーのための非日常空間を提供する。予約は公式サイトで受付中で、先着5組限定で宿泊費が30%オフになるキャンペーンも実施される。さらに、キャンペーン利用者にはオリジナルTシャツがプレゼントされる。プレオープンは5月10日から開始されており、本格稼働を目前に注目を集めている。

充電不要&安全設計の次世代ジャンプスターター「Ignic」、6月9日Makuakeで発表

三金商事が開発した新世代ジャンプスターター「Ignic(イグニック)」が、2025年6月9日10時からクラウドファンディングMakuakeでデビューする。スーパーキャパシタ搭載により、事前充電不要で車両のバッテリー残量から即電力を蓄えてエンジン始動。リチウムバッテリーを利用しない構造で発火リスクを低減し、耐久性と寿命にも優れている。12V/24V車両に対応する2モデルを展開し、自動車だけでなくバイクや農機、船舶にも使える設計。極端な温度条件下でも20,000回以上の充放電が可能で、信頼性と環境負荷軽減を追求した製品だ。

応援席チケット販売中、2025年鈴鹿8耐でグランドスタンドをライムグリーンに!

カワサキモータースジャパンは、2025年8月1日から3日に開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース」第46回大会において、カワサキ応援席のチケット販売を開始した。応援席はV2指定席で、購入者にはライムグリーンのベースボールシャツや応援フラッグなどの応援グッズが付属。観戦券には、3日間のレース観戦に加え、アトラクション乗り放題やプール利用、さらに決勝日はコカ・コーラ飲み放題の特典も含まれる。価格は大人1万9800円からで、チケットは公式サイトにて販売中。カワサキファンが一丸となり、グランドスタンドを緑に染める熱い応援が期待される。

ブレイズの特定原付EV、千葉県「VOLT EDGE」で販売・レンタル開始

ブレイズは、電動モビリティ「スマートEV特定原付モデル」と「キックボードEV」の販売・レンタルを、千葉県我孫子市のショップ「VOLT EDGE」で開始した。千葉県内でのキックボードEVレンタルは初となる。取り扱い車両は、16歳以上免許不要の特定小型原動機付自転車に分類されるもので、折りたたみ可能で持ち運びにも適し、ディスクブレーキや着脱式バッテリーなどの機能を装備。EVの手軽な試乗や観光活用を通じ、より多くの人々に次世代モビリティの魅力を伝える場となる。

SSTR2025が盛況のうちに閉幕、約12,500台が千里浜を目指し疾走

第13回を迎えた日本最大級のバイクイベント「SSTR2025(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)」が、5月24日から6月1日まで開催され、約12,500台のバイクが参加し成功裏に終了した。能登半島地震の被災地支援をテーマに、ライダーたちは復興応援ポイントを巡るルートで能登の現状を体感。募金活動も行われ、全額を支援団体に寄付予定。また、地元の子供たちとの交流も実現し、世代を超えたつながりが生まれた。プロデューサー風間深志氏は、来年以降の大会にもさらなる発展と期待を寄せ、「千里浜で会いましょう」と次回の開催を呼びかけた。

ハーレーの価値急騰、カチエックスで高額売却の好機到来

ネット型バイク売買サービス「カチエックス」を展開するインターファームは、2025年5月時点でバイク買取相場が過去最高を記録していると発表。特に「ハーレー FXSB ブレイクアウト」などの人気旧車が高騰し、FXSBは前年比72%増の約98万円の価格上昇を示している。相場上昇を受け、交渉代行サービスの活用を推奨。とくにスポーツスターやソフテイルは走行2万km以下での売却が高額査定の鍵。カチエックスでは最大17社による一括査定や減額なしの買取を特徴とし、旧車オーナーにとって今が売り時として注目される。

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