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めまぐるしく変わる世の中に合わせてバタバタと生活していたら、いつの間にかツーリングシーズンになっていました。こんなときはほっと一息、昔から変わらない風景に癒やされたいかも…。というわけで、今回は1000年の歴史が感じられるお寺から旅のはじまりです。
ここは1191年、源頼朝の命を受けた武将・平山季重が建立したといわれる「大悲願寺」。本堂や仁王門天井絵など数多くの文化財を所蔵しており、その長い歴史が感じられます。9月中旬~10月上旬に咲く「白萩」も有名で、その美しさにかの伊達政宗も感動したそうです。
●大悲願寺 〒190-0141 東京都あきる野市横沢134 TEL:042-596-0141
続いて「横沢入里山保全地域」へやってきました。首都圏とは思えないのどかな風景が広がります。一時は田んぼや畑が放棄され荒れていたそうですが、今は都の保全事業と地域の方々の力により、かつての里山を取り戻しつつあります。夏にはホタルも見られるそうですよ。
●横沢入里山保全地区 〒190-0141 東京都あきる野市横沢394-5
大悲願寺と横入沢から少し離れてやってきたのは「深沢小さな美術館」。造形作家・友永詔三氏の作品が展示されているのですが、NHKの連続人形劇「プリンプリン物語」の人形の作者と言ったほうがピンとくる方が多いかもしれませんね。さっそく入ってみましょう。
●深沢小さな美術館 〒190-0172 東京都あきる野市深沢492 TEL:042-595-0336 営業時間:10:00~17:00 定休日:水曜日・木曜日
秋のあきる野をめぐる旅。今回は「大悲願寺」の天井絵を楽しんだあと横沢入の「里山保全地域」を散策し、最後は”テレビスター”に会える「深沢小さな美術館」を訪れました。次回は五日市にあるカフェ「きりんかん」をご紹介します。お楽しみに!
ライター紹介
村上菜つみ
モデル・モータージャーナリスト。
ツーリング雑誌の編集部員を経て、フリーランスとして独立。
オートバイや車での気ままな一人旅を好み、各地のグルメや名湯をレポートし続けている。
月刊モトチャンプにて旅企画「ぶらり二輪散歩」連載中。
FB:https://www.facebook.com/natsumi0606/
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