【スクープ!】 「アルピーヌ A290」プロトタイプがカモフラージュを施してテスト走行

【スクープ!】 今年6月デビューのフル電動「アルピーヌ A290」は200kWのシングルモーターを採用か?

寒冷地でテスト走行を行う「アルピーヌ A290」のプロトタイプが目撃された。
寒冷地でテスト走行を行う「アルピーヌ A290」のプロトタイプが目撃された。
電動ホットハッチ「アルピーヌ A290」のプロトタイプが、寒冷地でテスト走行を行う様子が目撃された。昨年発表されたコンセプトカー「A290_β」と共通するイメージを残しつつ、量産モデルらしいモディファイが施されているようだ。

ALPINE A290

より現実的なエクステリアデザインに変更

昨年発表されたコンセプトカー「A290_β」のイメージを踏襲しながらも、量産モデルとしてのモディファイが見られるプロトタイプ。
昨年発表されたコンセプトカー「A290_β」のイメージを踏襲しながらも、量産モデルとしてのモディファイが見られるプロトタイプ。

エクステリアは昨年発表されたコンセプトカー「A290_β」を踏襲している印象だが、フロントバンパーは控えめな形状に変更されている。サイドミラーは大型化されており、リヤドアのハンドルも確認できる。後部は明らかにコンセプトモデルからモディファイされており、スポイラーとバンパーおよびディフューザーはマイルドなデザインに変更されている。

一方で、スポーティなサイドスカートや強調されたフェンダーフレア、ホイール、縦長のテールライトなどはコンセプトカーとの共通点も感じられる。

約270PSのホットハッチ

「ルノー5」をベースとする電動ホットハッチという位置づけのがアルピーヌA290。
「ルノー5」をベースとする電動ホットハッチという位置づけのアルピーヌ A290。

このアルピーヌの電動ホットハッチは、「ルノー 5」をベースとしCMFB-EVプラットフォームを採用する。パワーユニットについてアルピーヌは口を閉ざしているが、コンセプトカーは2基のモーターをフロントに搭載していた。これまでの報道によれば、量産モデルでは200 kW(273 PS)を発生するシングルモーターの採用が濃厚なようだ。また、ブレーキとサスペンションの独自なセットアップによって、ルノーの同型車と差別化が図られる。

デビューは今年6月の予定

今年の半ばにはデビューする計画だと言われている。
今年の半ばにはデビューする計画だと言われている。

量産車には、19インチホイールに3種類のミシュランタイヤを装着することが確認されている。スポーツ性能の高い「Pilot Sport S5」のほか、効率性を重視した「Pilot Sport EV」、そしてウインタータイヤの「Pilot Alpin 5」から選択できる。A290のデビューは、2024年6月とアルピーヌは明言している。

スウェーデンの北極圏で精力的なテストプログラムを実施する、フル電動コンパクト「アルピーヌ A290」。

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