【スクープ!】 「BMW M5 ツーリング」は年内に登場か?

【スクープ!】 3代目となる新型「BMW M5 ツーリング」がニュルブルクリンクでテスト走行

新型「BMW M5 ツーリング」がニュルブルクリンクでテストする様子を捉えた。
新型「BMW M5 ツーリング」がニュルブルクリンクでテストする様子を捉えた。
BMWは現在「5シリーズ」のハイパフォーマンスバージョンである「M5 セダン」および「M5 ツーリング」の新型を開発中だ。今回、先日のセダンに続いてツーリングの最新プロトタイプをカメラが捉えた。

BMW M5 Touring

電動化されて、よりアグレッシブに

M5 Touringとしては、「E34型」(1992年登場)と「E61型」(2007年)以来となる3代目。
M5 Touringとしては、「E34型」(1992年登場)と「E61型」(2007年)以来となる3代目。

ニュルブルクリンクで高速テストを行った新型「BMW M5 ツーリング」のプロトタイプには、厳重なカモフラージュが施されていたが、その走りを見ればアグレッシブさは伝わってくる。また、ボンネットフード先端に高電圧注意のステッカーが貼られていることから、電動モデルであることもわかる。

フロントエンドでは、グリルの上部が閉じられているのが見える。バンパー下部の中央には、冷却のための空気を大量に取り入れてエンジンに送る台形のエアインテークも確認できる。。両端の垂直エアベントは空気の流れによるエアカーテンとして機能し、ホイールが発生させる乱気流を防ぐシステムだと思われる。

リヤとサイドも「M5」らしい力強さ

リヤエンドを見ると、トランクリッド上にスリムなスポイラーを備えているようだ。エキゾーストパイプはクワッドタイプなのもわかる。膨らんだホイールアーチの中には、フロントに20インチ、リアに21インチのホイールが収納されている。その内側には、ドリルドブレーキローターと青いキャリパーが装着されているのが見える。

最大トルクは1000Nmに達する

年内に登場すると見られている新型M5ツーリング。
年内に登場すると見られている新型M5ツーリング。

パワートレインは、「XM レーベル」と同様に4.4リッターV8ツインターボエンジン、29.5kWhのリチウムイオンバッテリーパックとデュアルモーターを搭載する。組み合わされるトランスミッションは8速ATで、最高出力は748PS、最大トルクは1000Nmに達すると噂されている。

新型M5ツーリングの登場は、2024年内に予定されている。

新型「BMW 5シリーズ」の最強バージョン「M5」のプロトタイプを目撃!

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著者プロフィール

石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…