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BMW M5 Touring
電動化されて、よりアグレッシブに
ニュルブルクリンクで高速テストを行った新型「BMW M5 ツーリング」のプロトタイプには、厳重なカモフラージュが施されていたが、その走りを見ればアグレッシブさは伝わってくる。また、ボンネットフード先端に高電圧注意のステッカーが貼られていることから、電動モデルであることもわかる。
フロントエンドでは、グリルの上部が閉じられているのが見える。バンパー下部の中央には、冷却のための空気を大量に取り入れてエンジンに送る台形のエアインテークも確認できる。。両端の垂直エアベントは空気の流れによるエアカーテンとして機能し、ホイールが発生させる乱気流を防ぐシステムだと思われる。
リヤとサイドも「M5」らしい力強さ
リヤエンドを見ると、トランクリッド上にスリムなスポイラーを備えているようだ。エキゾーストパイプはクワッドタイプなのもわかる。膨らんだホイールアーチの中には、フロントに20インチ、リアに21インチのホイールが収納されている。その内側には、ドリルドブレーキローターと青いキャリパーが装着されているのが見える。
最大トルクは1000Nmに達する
パワートレインは、「XM レーベル」と同様に4.4リッターV8ツインターボエンジン、29.5kWhのリチウムイオンバッテリーパックとデュアルモーターを搭載する。組み合わされるトランスミッションは8速ATで、最高出力は748PS、最大トルクは1000Nmに達すると噂されている。
新型M5ツーリングの登場は、2024年内に予定されている。