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TOYOTA Hilux
新プラットフォームを採用

初代「トヨタ ハイラックス」は1968年に登場。第7世代では日本市場を離れたが、2017年にデビュー(海外では2015年に登場)した8代目で復活した。世界的に人気の高いモデルのひとつで、オーストラリアでは7年にわたって販売台数1位を維持していたこともある。そのハイラックスが9年ぶりにフルモデルチェンジを受けるため、特に海外での注目度が高いようだ。
次期型はボディオンフレーム「TNGA-F」プラットフォームを採用する。ボディが拡大されることで、実用性が高められることがわかっている。
エクステリアは洗練されたデザインに

これまでは、「タコマ」をベースに開発され、「タンドラ」のエクステアにオリジナルのフロントエンドを組み合わせたデザインが予想されていた。しかし、最新情報では流行のスプリットヘッドライトが採用される可能性もあるようだ。CGでは、上部にLEDデイタイムランニングライトが収められたスリムなヘッドライトが装着されている。
ラジエーターグリルは長方形で、やや低い位置に配置すると予想する。全体的に、歴代モデルとは一線を画すようなレクサス風フロントエンドとなると考えられる。
ハイブリッドに続きEV仕様も登場

パワートレインは電動化が進行するだろう。2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボと2.8リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンにハイブリッドシステムが組み合わされたユニットが用意される見込みだ。これを6速ATと組み合わせ、後輪駆動または全輪駆動となる。遅れてEV仕様の導入も噂されており、静粛性やオンロードでの走行性能向上が期待される。
新型トヨタ ハイラックスのワールドプレミアは2025年内となりそうだ。
PHOTO/APPOLO