【フェラーリ・チャレンジ】鈴鹿サーキットで2025年シーズン開幕

F1日本GPと併催で「フェラーリ 296 チャレンジ」のワンメイクレースが開幕【フェラーリ・チャレンジ】【動画】

トロフェオ・ピレリ・クラスの優勝候補のひとりNobuhiro Imada。
トロフェオ・ピレリ・クラスの優勝候補のひとりNobuhiro Imada。
フェラーリによるワンメイクレースのフェラーリ・チャレンジ・ジャパン2025年シーズンが、4月4日に鈴鹿サーキットで開幕した。今年もF1日本GPの併催となる。昨年同様に5ラウンド全10レースで争われるがマシンは「296 チャレンジ」に一新されたことに注目だ。

Ferrari Challenge Japan

29台の296 チャレンジがエントリー

ポールポジションを獲得したのは若手女性ドライバー小山美姫。
ポールポジションを獲得したのは若手女性ドライバー小山美姫。

3年目を迎えるフェラーリ・チャレンジ・ジャパンが4月4日に開幕した。昨年同様に5ラウンド、全10レースが開催されるが、昨年との最大の違いは、参戦するマシンが「488 チャレンジ Evo」から「296 チャレンジ」に変更されたことだ。大きな進化を遂げたワンメイクレーシングカーで、よりハイレベルな戦いが繰り広げられることは間違いない。

1ラウンドで2レース開催され、通常1デイ1レース開催となることが多いフェラーリ・チャレンジだが、F1日本GPと併催される鈴鹿サーキットの開幕ラウンドは、金曜に2レース分の予選が行われ、土日に2レース開催される。エントリーしたのは29台の296 チャレンジ。その29台が、上位クラスのトロフェオ・ピレリとエントリークラスのコッパ・シェルに分けられ、さらにそこからエキスパートとアマチュア(Am)に分けられて、都合4クラスが用意される。

もっとも経験が求められるトロフェオ・ピレリには4台がエントリーした。金曜の予選で躍進したのは2名の若手女性ドライバー小山美姫と猪爪杏奈だった。レース1総合でポールポジションを獲得したのは小山美姫。僅差で猪爪杏奈が2位につけた。5台が参加したトロフェオ・ピレリAmでクラス予選トップを獲得したのは、昨年ランキング4位のMotohiko Isozaki。それに昨年3位のKanji Yagura、昨年2位のCold Maxが続いた。

悲願のクラスチャンピオンを目指して

4台がエントリーするコッパ・シェルは昨シーズン2位のPhil Kimが、総合でも5位に入る好タイムでクラスポールポジションを獲得した。それに昨シーズン6位のTsutomu Shimoyama、同4位のMasaru Yonedaが続く。今回最多となる16台が参加するコッパ・シェルAmは、昨シーズン4勝を挙げて2位となったRyutaro Saitoがクラスポールポジションを獲得した。わずかな差で逃したクラスチャンピオンを、今年こそ獲得するべく闘志を燃やしている。

開幕ラウンドは、F1日本GPの開催される鈴鹿サーキットで、4月5日にレース1が、6日にレース2が開催される。

PHOTO/Ferrari S.p.A

29台の「296 チャレンジ」が揃った2025年シーズンのフェラーリ・チャレンジ・ジャパン開幕ラウンド。15℃と心地よい快晴の広がる天候の中レース1が行われた。

「296 チャレンジ」日本初戦を小山美姫がポールトゥウィンで完全制覇【フェラーリ・チャレンジ】【動画】

2025年フェラーリ・チャレンジ・ジャパンの開幕ラウンドが鈴鹿サーキットがF1併催で開幕した。ラウンド1は参戦した「296 チャレンジ」は29台。スターティンググリッドはまさに壮観と言える景色が広がった。15℃と心地よい快晴の広がる天候の中行われたレース1は、見応えのある14周の激闘となった。

F1日本GPの開催される鈴鹿サーキットは、レース2の始まる朝は、小雨が降ったり止んだりの難しいコンディションだった。

F1日本GP併催レースで小山美姫が2戦連続のポールトゥウィンを達成【フェラーリ・チャレンジ】【動画】

F1日本GPで盛り上がる鈴鹿サーキットでラウンド1が開幕した2025年フェラーリ・チャレンジ・ジャパン。日曜の朝開催されたレース2には28台の「296 チャレンジ」が参加。春とは思えない11℃という寒さと、小雨が降ったり止んだりの難しいコンディションのため序盤こそセーフティカーが入ったものの、見応えのある11周のクリーンな展開だった。

フェラーリ・チャレンジ・ジャパン2025ラウンド1 鈴鹿サーキット レース1を動画でチェック!【LIVE】

フェラーリ・チャレンジ・ジャパン2025ラウンド1 鈴鹿サーキット レース2を動画でチェック!【LIVE】

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…