今年もケータハムがエイプリルフールネタを発表

ケータハム・カーズ、簡易食事キット「ケータハム・セブンス」を4月1日に発表・・・?

エイプリルフール限定、ケータハムの新食事ビジネス「ケータハム・セブンス(Cater-ham Sevenses)」。
エイプリルフール限定、ケータハムの新食事ビジネス「ケータハム・セブンス(Cater-ham Sevenses)」。
世界中にジョークが溢れる4月1日、英国のケータハム・カーズは「ブランドの進化におけるステップとして」、DIYスナックキットの発売を発表した。その名も「ケータハム・セブンス(Cater-ham Sevenses)」だ。

無駄な食事時間をハムとチーズで短縮

「ケータハム・セブンス」は、ケータハム セブンのファンがキットカーの製作期間、あるいはレース期間中、またはドライブ旅行中に食糧補給できるように開発された。購入者はケータ“ハム”、チーズ、クラッカーという、シンプルながらも安心感のある食事を楽しむことができるだけでなく、食事における不必要な手間を省くことができるという。

ケータハムのキットカーには870以上のパーツが含まれているが、ケータハム・セブンスは3つのみ。すべての材料は、ケータハムのダートフォード工場から半径2マイル以内のスーパーマーケットで調達され、ケータハムの従業員によって、象徴的なスポーツカー「セブン」の形にハンドスタンプ。その後、キュートにパッケージ化される。

1リットルのガソリンを燃やすと約35メガジュールのエネルギーになるが、1パック95gのケータハム・セブンスには大人が24時間連続して動けるだけのカロリーが含まれている。

ケータハム・カーズのグラハム・マクドナルドCEOは、ケータハム・セブンスについて次のようにコメントした。

「ケータハム・セブンスのパックを食べても、爽快な気分になれる可能性はほとんどありません。お客様のお食事の時間を簡略化することで、お客様が愛するケータハムを製作し、運転する時間をより多く確保することができます」

市場に合わせてケータ“ハム”に組み合わせる食材を変更

ケータ“ハム”とチェダーチーズの組み合わせは英国の伝統を反映しているが、将来的にはケータハムの最も重要な輸出市場に合わせて多様な素材を組み合わせる予定だ。フランスではハムとブルーチーズ、オランダではハムとゴーダチーズ、日本ではハムとサクラ。そして、アメリカではケータハムに人工的なフレーバーをつけたスプレーチーズのミニ缶と一緒に販売される予定となっている。

ケータハム・カーズのチーフコマーシャル・オフィサーのデイビッド・リドリーは、次のように付け加えた。

「2021年、ケータハムは過去最高の販売台数を記録しましたが、ビジネスにはまだ未開発の分野が残されていると感じていました。ケータ“ハム”ビジネスへの進出は、長い間待ち望まれていたことです。ケータハムの忠実な顧客層にハムを提供するため、ついに手を広げることになったのです」

残念ながら「ケータハム・セブンス」の告知サイトは4月1日限りですでに閉鎖済み・・・賢明なる読者ならお察しだろうが、これはケータハム・カーズによるエイプリルフールネタだった。さて、来年のエイプリルフールは、どんな新ビジネスが飛び出すか・・・?

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