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「パガーニ・オフィシナ」のショーケースも実施

2月24日と25日、スイス・アルプスのウィンターリゾート地サンモリッツに、パガーニ愛好家が集結する。コンクールデレガンス・イベントとして開催される「ザ・アイス・サンモリッツ」で、1998年に設立されたパガーニ社の25周年を祝うアニバーサリーイベントの第一弾が実施される。凍結した湖面を前に、希少なパガーニ製スーパースポーツたちが、その美しさを競うことになる。
さらに、今回のザ・アイス・サンモリッツ内では、バガーニが新たに導入するオーナー向けプログラム「パガーニ・オフィシナ(Pagani Officina)」のショーケースも行われる予定だ。
パガーニ・オフィシナは、購入した車両が常に最高の状態で維持され、購入後数年経過しても、カスタマーの好みや希望に合わせて、パガーニによる改装やカスタマイズが可能になる専用プログラム。カスタマーのあらゆる要望に応えるべく、「プーロ(Puro)」「リナシメント(Rinascimento)」「ウニコ(Unico)」という、3つのメニューが用意された。
オーダーメイド部門による希少モデルも登場

ザ・アイス・サンモリッツには、パガーニが所有する貴重な2台のゾンダが展示される。1台目はパガーニ最初のモデルである「ゾンダ C12 シャシー001」、2台目は世界限定25台のみが製造された「ゾンダ Fクーペ」。どちらも、パガーニ・ファンにとっては、垂涎の1台だと言えるだろう。
また、世界限定5台の希少モデル「ウアイラ コーダルンガ」も特別展示車両として登場。ウアイラ コーダルンガは、2018年に著名なパガーニ・コレクターからのオーダーで、新たに立ち上げられたパガーニのオーダーメイド部門であるグランディ・コンプリカツィオーニ(Grandi Complicazioni)が製作した。今後、グランディ・コンプリカツィオーニを介して、ユニークな希少モデルが登場すると見られている。