米国Car&Driver誌のエディターズ・チョイスに、ホンダ9車種がズラリ!北米向けに展開されるラインナップを車種別に紹介!

米国Car&Driver誌が先行する「エディターズ・チョイス」において、ホンダの9車種が受賞を果たしたことが発表された。ホンダ車はファミリーセダンやスポーツコンパクトカーなど様々なセグメントで評価されたが、ミッドサイズ・ピックアップトラックのカテゴリーでは、全ブランドからホンダ・リッジラインが唯一の選出を遂げた。

米国Car&Driver誌が先行する「エディターズ・チョイス」において、ホンダの9車種が受賞を果たしたことが発表された。ホンダ車はファミリーセダンやスポーツコンパクトカーなど様々なセグメントで評価されたが、ミッドサイズ・ピックアップトラックのカテゴリーでは、全ブランドからホンダ・リッジラインが唯一の選出を遂げた。合計68もの賞を受賞したホンダはCar&Driver 10Best史上、最多受賞を果たしたブランドとなり、その中でも10Best史上最多受賞を果たしたクルマは、ホンダ・アコードとなった。今年は、新型シビックのラインナップが10Best Car賞を2つ受賞した。

アコード

2023年モデルの新型アコードの洗練されたエクステリアデザインには先進の第4世代モーターハイブリッドシステムを搭載し、ミドルセダン・セグメントを再活性化させている。スポーティで爽快な走りを実現すると同時に、高い燃費効率を達成している。インテリアはスポーティかつモダンなデザイン。上質な素材と、ホンダ史上最大のタッチスクリーンや、外出先でもシームレスに接続できるGoogle初のビルトイン機能など、近年重要視される優れたコネクテッド機能を数多く搭載している。

シビック

11代目となるシビックでは、ホンダの伝統的なアプローチである「マン・マキシマム/マシン・ミニマム(人間最大・機械最小)」に焦点が当てられ、シビックのルックスをクリーンかつモダンに仕上げている。11代目のキャビンは、初期型のすっきりとしたデザインを踏襲し、優れた視認性、直感的なエルゴノミクス、ドライバー主体の技術が搭載されている。パワートレインは、160PS発揮の2.0L 4気筒NAエンジンまたは180PS発揮の1.5L ターボエンジンを搭載し、スムーズでレスポンスの良い走りを実現している。

シビックSi

通常モデルとタイプRの間に位置する、2022年型シビック”Si”。シビックSiのボンネットには、200馬力を発揮する1.5L 4気筒ターボエンジンを搭載。馬力曲線を広くしたことによってピーク性能を伸ばし、ドライバビリティを向上させ、これまでで最も運転が楽しいSiとされている。

駆動システムにはタイプRに採用された自動レブマッチング機能付き6速MTミッションやリミテッドスリップデフを標準装備しているほか、ボディ構造の剛性を高め、サスペンションを再チューニングすることで、ハンドリングのレスポンスが大きく向上している。キャビンは、専用ボディスタビライジングシートやレッドアクセントを採用している。

シビックタイプR

昨年秋に発売された新型タイプRは、筋肉質なボディデザインと没入型コックピットを採用し、ホットハッチセグメントで最高のドライビング体験を実現している。世界最高峰のレーストラック、ニュルブルクリンクでのテストの結果、クイックに旋回するハンドリングと優れたエンジンレスポンスを実現。新開発のアルミ製ベントフードには、改良された2.0L 4気筒ターボであるK20C1エンジンが搭載され、315PS/420Nmの高パフォーマンスを発揮する。

CR-V

2023年型のCR-Vは、頑丈なスタイリングと広い室内空間、スポーティなハイブリッドシステムが魅力のミドルサイズSUVだ。キャビンは高級車に期待されるような優れた静音性を実現。ステアリングは、ターンを通して安定した弧を描くシャシーと対をなして、まるで意思を持ったような滑らかさだ。

豊富なモデルレンジの上位グレードにはアクティブな第4世代2モーターハイブリッドシステムが搭載され、よりパワフルで爽快な走りを発揮しながら高い燃費効率も実現している。また、モーター由来の強力なトルクは334Nmを発揮し、CR-V史上最もパワフルなモデルとなっている。

パスポート

ホンダ・パスポートは、280馬力発揮のV6エンジンと9速ATミッション、さらにi-VTM4全輪駆動システムと最大207mmの最低地上高を誇るオフロードに特化したSUVモデルだ。エクステリアデザインは、そのオフロード性能に見合ったより頑丈なスタイリングを採用し、新型バンパーと大型エキゾーストフィニッシャーを採用することでよりアクティブなスタイリングを実現している。それでいて、キャビンにはシートリマインダーやApple CarPlayなどのコネクテッド機能に優れ、居住性も申し分ないのだから驚きだ。

パイロット

完全新設計された4代目パイロットは、ホンダSUV史上最も大きい3列シートを備えたファミリーSUVだ。パワフルなオフロード性能と軽快なオンロード性能をクラストップレベルで両立させながら、頑丈で新しいスタイリングと、より広い乗員・荷室スペースを備えている。

パイロットの5つのトリムレベルには、ホンダのSUVの中で最も頑丈でオフロード性能に優れたトレイルスポーツが含まれており、特別なオフロード体験へと誘ってくれる。パワートレインは、レスポンスに優れた新型3.5L V6エンジンとモデル専用の10速ATミッションが組み合わせられ、285PS/355Nmを発揮する。また、オフロード性能に優れたヒルディセントコントロールが標準搭載されている。

リッジライン

ミッドサイズ・ピックアップトラックのカテゴリーで唯一の受賞を果たしたリッジライン。乗員とギアのためのセグメント最大のインテリア、クラス独自のインベッド・トランク、ロック可能な収納コンパートメントを備えた見事な多用途ベッド、クラス最高の標準AWDモデルの積載量など、比類のない多様性を持ち合わせている。

タフな18インチホイールを駆動させるのは、280PS/355Nmを発揮する3.5L VTEC V6直噴エンジンと9速ATミッションだ。さらには、トルクベクタリング付きのi-VTM4全輪駆動システムを全モデルに搭載している。このシステムによって、走行状態に応じて発揮されたトルクの最大70%をリアシャフトに伝達することができる。

オデッセイ

オデッセイは、アメリカの究極のファミリービークルを進化させたミニバンモデルだ。2023年型では、オデッセイ初のスポーツ・トリムがラインナップされ、内外装でよりスポーティでユニークなスタイリングが採用されている。2列目シートをほぼフラットに折りたためる「マジックスライド」採用のほか、チルト機能付きパワーサンルーフ、定評ある280馬力発揮のV6ガソリンエンジン、パドルシフト付10速ATミッション、低速追従機能付アダプティブクルーズコントロールや歩行者緊急ブレーキなどの「ホンダセンシング」安全・運転支援機能フルスイートが採用されている。

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