ルノー・アルピーヌ デイ in モーターファンフェスタ2023

200台以上のルノー&アルピーヌが富士スピードウェイに集結!【モーターファンフェスタ 2023】

2023年4月23日(日)、静岡県の富士スピードウェイにて「RENAULT ALPINE DAY in MFF」が開催された。これは同日に開催された「モーターファンフェスタ2023」の中のイベントとして組まれたもので、サーキット走行を目当てに集まったルノー・スポール車およびアルピーヌ車をはじめ、200台以上ものルノー&アルピーヌ車が集まるという大盛り上がりの一日となった。

モーターファンフェスタには数々のサブイベントが組み込まれていたが、そのなかでも最大規模と言えたのが「RENAULT ALPINE DAY in MFF」だ。集まったルノー車とアルピーヌ車は200台以上で、F1マシンから自衛隊車両(!)までさまざまなクルマたちが入り乱れた会場内でも圧巻の存在感を放っていた。「200台以上」と曖昧な表現となったのは、用意された200台分のルノー&アルピーヌ専用駐車スペースがあっという間に満車となってしまったから。入れなかったルノー&アルピーヌ車も多く、実際の来場車両は200台を大きく上回っていたと思われる。

参加者のみなさんに挨拶するルノー・ジャポンの小川隼平社長。「みなさん、今日ここに乗ってきていただいたルノー車、アルピーヌ車を末長く愛してください。今日は一緒に楽しみましょう!」

当日、「RENAULT ALPINE DAY in MFF」参加者用の西ゲート入口前は早朝からたくさんのルノー車で溢れ、「あれ? カングージャンボリーに来てしまったかな?」と勘違いしてしまうほど(誇張あり)。そして会場となるCパドックに着いてみれば、すでに色とりどりのルノー&アルピーヌがぎっしり! 結果的に200台分が用意されていたスペースはすべて埋まってしまい、入れなかったルノー&アルピーヌ車は一般駐車スペースに回されてしまうことに……。

朝一番のD1練習走行に続き、8時30分から「ルノー・スポールカップ」と「アルピーヌカップ」の練習走行がスタート。この両カップは混走とされていたものの、サーキット走行経験3回以上のドライバーによる「グループA」と、自分のペースで楽しみたい「グループB」とに分かれている。

それぞれ20分の練習走行が終わると、すぐさま続けて本番走行の開始。メガーヌR.S.やルーテシアR.S.やアルピーヌA110が入り乱れての本気の走りは壮観の一言だ。タイム計測ありということもあって、とりわけグループAの走りは見応え十分ではあったが、グループBも含めてとくにアクシデントもなく無事に終了。

本コースのピットに設けられたルノーブースには、発表されたばかりのアルカナE-TECHエンジニアードが展示されていた。
同じく本コースピットのアルピーヌブースにはA110GTの姿が。

そして11時30分からは「オールルノーラン&オールアルピーヌラン」。A110やメガーヌR.S.に混じってカングーやトゥインゴがフジスピードウェイの本コースを走行するサマはなかなか微笑ましいものがある。

本コースを使ったプログラムはお昼前には終了したが、午後もルノー&アルピーヌ専用駐車スペースではオーナー同士の交流や参加車両を見て回る人など、賑わいは絶えない。すぐとなりの駐車スペースではロードスター・オーナーズミーティングとスイフト・オーナーズミーティングが行なわれていたこともあり、この周辺に集まった参加車両を眺めているうちにあっという間に夕方になってしまった、という人も少なからずいたはずだ。

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著者プロフィール

小泉 建治 近影

小泉 建治

 小学2年生の頃から自動車専門誌を読み始め、4年生からは近所の書店にカー アンド ドライバーを毎号取り…