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いつかはCクラス……になるのだろうか
かなり古い話で大変恐縮なのですが、その昔バブルのころはCクラス(というか旧190)やBMWの3シリーズって言えば「六本木の○ローラ」っていう言葉がセットだったんですよね。大衆的って意味では当時の六本木界隈ではそれくらいよく見られたし、メルセデスで唯一手が届く金額であった(当時はAクラスもBクラスもありませんからね)からなのだけど、Cクラスに対峙するとその言葉がかならず脳裏によぎってしまうビミョーにバブルの欠片を体験してしまった筆者です。
ですが、いつの頃からかそんなことを言えない貫禄が出てきました。サイズも大きくなったしインテリアもエクステリアも高級の一途をたどり、あれよあれよという間に手の届かない存在(金額)に! もはや、「いつかはCクラス」。
そんなCクラスが、6年の時を経てフルモデルチェンジした。ということで、サイズ感の確認です。例によって、走りのインプレッションや技術的な話はMotor-Fan.jpに掲載されている記事でお楽しみくださいね。
Let’s! チョイ乗り、チョイ見!
一応、サイズをご覧ください
旧型からどのあたりがどう変わったかは新旧比較記事をご覧いただくとして、新型のサイズのおさらいをしておきましょう。
この編集者の身長は、164cmです。ご参考までに
どうにもわかりづらいかもしれませんが「ふむ。人が横に立つと、座るとこんな感じなんだな」と参考程度にご覧ください。前回のものと見比べていただいてもいいかもしれません。
後席とラゲッジルームも見ていきましょう
最終的にここに落ち着きたい、と思わせるもの
新型Cクラスの「チョイ乗り、チョイ見!」いかがでしたか? もはやSクラスか、と見まごう貫禄となって登場です。ゆるっと乗れる感じもとてもいいし、コレを運転したらほかのクルマが運転できなくなるのでは? という相変わらずの切れ角(最小回転半径5.0m。リア・アクスルステアリング非装着車の最小回転半径は5.2m)もさすが。このクラスでここまでの満足度を得られるのは、さすがメルセデス、ですね。最終的に「ああ、これだね」って落ち着く気がする、そんな1台です。
最後に、ディーラーで実車を見る機会がありましたら、ぜひ試していただきたいことをご紹介して、今回の結びとさせていただきます。