スバルBRZ GT300がスーパーGTで初のシリーズチャンピオンを獲得!

スバルBRZ GT300
スバルのモータースポーツ統括会社であるSTI(スバルテクニカインターナショナル)は、11月28日に富士スピードウェイにて行われたスーパーGT 2021シリーズ第8戦(最終戦)「FUJIMAKI GROUP FUJI GT300km Race」決勝レースに、スバルBRZ GT300(チーム名:SUBARU BRZ R&D SPORT/ドライバー:井口卓人選手/山内英輝選手)で参戦。3位表彰台に上がるとともに、初めてのシリーズチャンピオンを獲得した。

「新型車の投入年にチャンピオンが獲れてホッとしています」(小澤総監督)

スーパーGTは全日本GT選手権を引き継ぎ2005年に発足したレースで、現在日本国内で人気のモータースポーツカテゴリーのひとつ。STIはR&D SPORTとともに2009シリーズよりレガシィB4 GT300でGT300クラス参戦を開始。2012シリーズからは、スバルGT300で参戦している。今シーズンは、スバルBRZのフルモデルチェンジを機に、新型マシンを投入。参戦13年目にして初のシリーズチャンピオン獲得となった。

小澤正弘チーム総監督

シリーズチャンピオン獲得を受けて、小澤正弘チーム総監督は次のようにコメントした。
「新型車の投入年にチャンピオンが獲れてホッとしています。シーズンの前半、速さはあるものの、なかなか結果につながらなくて苦労しましたが、チーム一丸となってやってきたのが良かったと思います。この最終戦では最後の最後まで気の抜けない展開でしたが、ドライバーの頑張りが素晴らしかったですね」

ドライバーの井口卓人選手(写真左)、山内英輝選手(同右)

そしてドライバーの井口卓人選手、山内英輝選手はそれぞれこのようにコメント。
「新型スバルBRZの投入で前半は、私自身がマシンに慣れるのに時間がかかってしまいましたが、山内選手のカバーやチームスタッフの協力もあり、そして最後はみんなが力を出し切ったのがチャンピオンにつながったのだと思います。そういうスバルチームが最高だし、今後もこのチームでもっと強くなりたいと思いました」(井口選手)

「チームみんなが諦めずにマシンの改善に努力してるのを見て、その凄さを感じていました。みんなの思いを感じながら走ることができて幸せだったし、今年は子供も生まれて、その年にチャンピオンになれたことは、思い出に残るシーズンになりました。ファンの皆さんのこれまでの応援に感謝します。そしてこれからも応援をよろしくお願いします」(山内選手)

キーワードで検索する

著者プロフィール

モーターファン 近影

モーターファン