メルセデスAMG史上最速の加速!年内に電動スーパーカーコンセプトを世界初公開へ

メルセデス One Eleven コンセプト
このワンオフモデルは「電動パフォーマンス」を再定義し、将来のパフォーマンス能力を披露することを目指しているという。

AMGがこれまでに生産した中で最速の加速に

メルセデス One Eleven コンセプト

メルセデス・ベンツの高性能部門AMGが、今年後半にも電動スーパーカーコンセプトを世界初公開する可能性が高いことがわかった。

メルセデス・ベンツは先日、17台のEVと19台の内燃機関車を含む多数の新モデルと改良モデルの計画を発表した。同社は詳細には触れなかったが、再設計されたGLCと、GLE、GLS、Sクラスのフェイスリフト版の計画を確認したほか、電動Eクラスと「ベビー」Gクラスも登場する。

メルセデス One Eleven コンセプト

一方、AMGでも動きがありそうだ。最新情報によると、現在電動スーパーカーコンセプトに取り組んでいるという。英Autocar誌によると、このワンオフモデルは「電動パフォーマンス」を再定義し、将来のパフォーマンス能力を披露することを目指しているという。

同社関係者は、「EQXX は最長距離を目指したが、これは最速を目指しており、AMGがこれまでに生産した中で最速の加速を誇る車になるだろう」と説明しているようだ。

メルセデス One Eleven コンセプト

詳細は限られているが、この車は2023年にデビューした「One-Eleven」コンセプトからヒントを得ているようだ。同誌はさらに、このモデルは同社の次世代電動パワートレイン技術、アキシャルフラックスモーターなどをプレビューするものだと述べている。アキシャルフラックスモーターは、新しい高性能クロスオーバーを含む量産モデルに搭載される予定だ。

最新のバッテリー技術も期待でき、これはソリッドステートユニットを意味する可能性がある。メルセデスは最近、最大 621 マイル(1,000 km)の航続距離を実現するソリッドステートバッテリーを搭載した改良型「EQS」のテストを開始したため、これはそれほど突飛な話ではないようだ。

同ブランド今後のスケジュールだが、「CLA」次期型が4月にデビューし、その後に「CLAシューティングブレーク」が続く。また、「GLB」次期型は2025年後半予定のほか、噂のベイビー「gクラス」(小文字表記)が2027年に計画されている。

gクラスは、「MMA」プラットフォームをベースにすると報じられており、同誌はシングルモーターとデュアルモーターのバリエーションが存在する可能性があると示唆、よりラグジュアリーに重点を置くと報じられている。

最後に、2026年に「EQS」新型を発表、「Sクラス」の名称を採用すると噂されている。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…