シトロエン「C4」マイナーチェンジモデルが上陸!WLTCモード燃費23.2km/Lを実現する1.2Lターボ48Vマイルドハイブリッド搭載

ステランティスジャパンは3月27日、シトロエンの Cセグメントハッチバックモデル「C4(シーフォー)」のマイナーチェンジモデルを発売した。日本仕様は「MAX Hybrid」の1グレードで、税込車両価格は432万円。

走行状況により最高約30km/hまでは電気によるゼロ・エミッション走行が可能

C4は、独創的なスタイリング、独自のサスペンションシステム、アドバンストコンフォートシートがもたらす優れた乗り心地を提供する5ドアハッチバックモデル。

新しいC4はシトロエン初のハイブリッドモデルとして登場。136ps/230Nmを発する1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンと6速DCTに、16kW(22ps)/51Nmのモーターを組み合わせた新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムを採用。システム総合で145psを発揮するとともに、23.2km/LのWLTCモード燃費を実現する。駆動方式はFFだ。

この23.2km/Lの燃費(WLTCモード)は輸入Cセグメントモデルではトップで、従来トップだったルノー・アルカナE-TECHフルハイブリッドの22.8km/Lを凌ぐ。

電気モーターのアシストにより、低速から力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速が味わえる。また、低速時の100%電動走行も実現。走行状況によって、最大約30km/h まで電気による走行が可能だ。信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたり約50% はエンジンを使用しない状態となり、市街地での実用燃費を飛躍的に向上させる。

ボディサイズは全長4375×全幅1800×全高1530mm、ホイールベースは2665mm。扱いやすいサイズはそのままに、エクステリアは新世代のシトロエンデザインが随所に採用された。フロントマスクでは、シトロエン創業時のロゴをオマージュしたシトロエンバッジをセンターに配置。中央からリズミカルに広がるブラックの模様が、見る人の視線を3つのセグメントで構成されたフロントライトへと誘う。

標準装備のLEDヘッドライトは、3つのセグメントに分割された特徴的なライトシグネチャーを備えている。遠くからでもすぐにシトロエン車だと認識できるヘッドライトは、新しいシトロエンのデザインアイデンティティを表現したものだ。

フロントバンパー下部には、シルバークローム スキッドプレートが組み込まれ、垂直に伸びるサテンゴールドのカラークリップがデザインを際立たせている。

リヤビューも刷新されている。ダブルシェブロンのブランドバッジをCITROËNのアルファベットに置き換えたほか、ヘッドライトと同様に、3つのセグメントに分割された特徴的なLED のライトシグネチャーをリアエンドにも備え、洗練されたルックスを実現している。

マンハッタングリーン
ルージュエリクシール
ブルーエクリプス
ブランオケニトゥ

ボディカラーは新色の「マンハッタングリーン」と「ブルーエクリプス」のほか、「ルージュエリクシール」「ブランオケニトゥ」を加えた合計4色から選べる。

インテリアでは、インパネ中央のディスプレイが従来の5インチから7インチに拡大。さらに、ホワイト基調のアドバンストコンフォートシートには、アルカンターラとテップレザーを使用し、シート縁にはオレンジ色のステッチを施している。座面内部には15mm厚のフォームパッドを使用し、サスペンションの「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」と合わせて、シトロエン独自のしなやかな乗り味を演出する。グレーの天井内装色も相まって、エレガントな空間が創られた。

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