【2023年】ディーゼル車おすすめ人気車種12選|選び方も解説!

この記事では、ディーゼル車おすすめ車種を特徴とともに紹介します。

燃費性能に優れ、環境にも優しい一面を持ちながら力強さも兼ね備えることから人気を集めるディーゼル車。コンパクトサイズからSUV、ミニバンなど、排気量やボディサイズを問わず、様々な車種がラインナップされています。

そんなディーゼル車を実際に選ぶとき、どんなポイントに注目して選べばいいのかをご紹介します。

※ランキングはモーターファンの独自アンケートデータに基づきます

ディーゼル車とは?

ディーゼル車

ディーゼル車とは、一般的に広く普及しているガソリンエンジンではなく、軽油を燃料とするディーゼルエンジンを搭載した自動車です。

点火プラグを使って燃料に着火するガソリンエンジンに対し、ディーゼルエンジンは点火プラグを持たず、圧縮して高温になった空気に対して燃料を噴射する仕組みを持っているのが大きな相違点となります。ガソリンエンジンと比べ燃料の消費量は少ない傾向にあり、さらに低回転域でのトルクが太くパワフルな点もディーゼル車ならではの特徴と言えるでしょう。

もともとディーゼルの燃料の軽油はガソリンよりカロリー(発熱量)が約14%高く、また、ディーゼルエンジンの圧縮比はガソリンエンジンより高いので、ディーゼルエンジンは熱効率が高いのです。しかし、燃焼速度が遅いので、高回転を苦手としています。

また、一昔前までディーゼルエンジンは有害な排気ガスを多く排出するイメージを持たれていましたが、近年は技術の向上によって有害な排気ガスの排出を抑えたクリーンディーゼルエンジンが登場。ガソリンと比べ安価な軽油を燃料としていることやクリーンディーゼルを搭載した車種に対する税制面の優遇などもあり、乗用自動車での採用も増え、ドライバーから支持を集めています。

ディーゼル車の魅力・メリット

ディーゼル車

ここでは、ディーゼル車が持つ魅力やメリットをご紹介。ガソリン車との違いをしっかり把握しておくことが、賢いディーゼル車選びへの近道となるため参考にしてみてください。

ポイント

  • 燃料が安く、トータルの燃費が節約できる
  • クリーンディーゼル車なら税制面でも優遇がある
  • トルクが太く、パワフルな加速感が味わえる

燃料が安く、トータルの燃費が節約できる

地域や原油価格によって幅はあるものの、ディーゼル車で使用する軽油はガソリンと比べて1リッターあたり10円から20円程度安く設定されています。

そのため燃料代がガソリン車よりも安く済むほか、燃料消費量も比較的少ないため、トータルの燃費が節約することができます。走行距離が長く使用頻度が高いほど恩恵が実感しやすく、家計にも優しい車と言えるでしょう。

クリーンディーゼル車なら税制面でも優遇がある

クリーンディーゼルを搭載した自動車は、国が定める環境性能を満たしていることから税制面の優遇措置を受けることが可能。2022年現在、エコカー減税によって環境性能割と自動車重量税は免税され、自動車税も75%に免税されるなど、購入時も購入後も税金面で大きなメリットがあります。

ただし、税制の見直しによって、クリーンディーゼル車の税制優遇は縮小されることが決まっており、2023年4月末でエコカー減税による環境性能割と自動車取得税の減税は撤廃。以降は2030年度の燃費基準によって減税額が決定しています。

もし、クリーンディーゼル車の購入を検討しているなら早めの購入がおすすめです。

トルクが太く、パワフルな加速感が味わえる

ディーゼル車は、ガソリン車と比べてエンジンの圧縮比が高く、そして熱効率も良いこともありトルクが太く、力強い加速を実感することができます。

しかしその半面、高回転域はガソリン車と比べて苦手とするところがあります。エンジンの高回転の伸び感を楽しみたい人は、ディーゼルではなくガソリンエンジンを選んだ方がいいでしょう。

ディーゼル車の選び方・比較ポイント

ディーゼル車

ここでは、ディーゼル車の選び方について解説します。同じディーゼル車でも注目すべきポイントをしっかり把握し、比較することでより満足度が高められますので参考にしてみてください。

ポイント

  • 用途に合わせて自動車のタイプを選ぶ
  • 振動が少なく、静粛性の高いものを選ぶ
  • 燃費や税金など、維持費のトータルコストを考慮

用途に合わせて自動車のタイプを選ぶ

ディーゼル車は、トルクフルで加速性能に優れる半面、高回転域での弱さがあるため、ガソリン車以上に用途を考慮して選ぶことをおすすめします。

街中での取り回しや燃費をもっとも重視するなら、コンパクトカー。 大人数での移動を伴ったりレジャーなどで荷物をたくさん搭載したりするならミニバン、そしてアウトドアユースを考慮するならSUVがおすすめ。

また、ディーゼル車はエンジンや排ガス後処理装置などでどうしてもガソリンエンジンより高価になります。燃費がよく燃料代も安いので年間の走行距離が長い人にはメリットが大きくなります。ただし、走行距離が短い人はディーゼルエンジンの上乗せ費用分を燃費で取り戻すことは難しいでしょう。

振動が少なく、静粛性の高いものを選ぶ

ディーゼル車はエンジンの構造上、振動や騒音が大きくなる傾向にあります。技術の向上によって、最近のディーゼルエンジンは大幅に改良されていますが、それでもガソリンエンジンと比べると振動や騒音は大きいのが現状です。

ディーゼル車の購入を検討する場合は、複数の車種を試乗して比較検討したり、同一車種でガソリン車とディーゼル車がラインナップされている場合は、乗り比べてみたりするのもおすすめです。

燃費や税金など、維持費のトータルコストを考慮

ディーゼル車は、車種によってバラつきはありますが、ガソリン車と比べて燃費はいい傾向にあります。加えて、軽油そのものの価格がガソリンと比べて安いため、トータルの燃料コストを大きく節約することが可能です。燃料代を抑えることを重視するなら、できるだけ燃費の良い車種を選ぶのがおすすめです。

また、燃料以外に排気後処理のための尿素水(AdBlue)の補給が定期的に必要になる車種もあります。事前に調べておくといいでしょう。「尿素SCR付き」とあったら、AdBlueの補充が必要になります。

また、自動車を所持する以上、避けて通れないのが税金や維持費。クリーンディーゼル車の場合、自動車購入時の環境性能割や自動車税は免除されますが、自動車税は75%に減税されますが、税額は排気量によって変わるため、税制面も視野に入れながら選びましょう。

ディーゼル車おすすめ人気車種12選

以下では、ディーゼル車のおすすめ人気機種を紹介します。

ディーゼル車おすすめ1. マツダ CX-5

マツダ CX-5

数多くのクリーンディーゼル車をリリースしているマツダのミッドレンジとなるクロスオーバーSUVがCX-5です。

ゆったりとした車内空間の確保と住宅街や街乗りでの取り回しの良さを両立したミドルサイズでありながら、5人乗車時でもゴルフバッグが4つ積めるほど広いラゲッジスペースを確保されるなど、使い勝手の良さが光ります。

ディーゼル車に搭載されるエンジンは、フラッグシップとなるCX-8と同エンジンとなるため、力強い走りを実現。走行シーンに合わせて、ノーマル、スポーツ、オフロードの3種類から走行モードが選べるMi-Driveも搭載されています。

メーカー マツダ
車種 CX-5
モデル・グレード XD スマートエディション
年式 2022年11月
全長×全幅×全高 4575×1845×1690mm
ホイールベース 2700mm
車両重量 1630kg
サスペンション形式 前:マクファーソンストラット式
後:マルチリンク式
エンジン型式 SH-VPTS
総排気量 2188cc
内径×行程 86.0mm×94.2mm
圧縮比 14.4
最高出力 200ps(147kW)/4000rpm
最大トルク 45.9kg・m(450N・m)/2000rpm
燃料供給装置 電子式(コモンレール)
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 56L
WLTCモード燃費 17.4km/L
新車価格 3,090,000円
中古車価格帯 219.9~311.9万円
カタログページ マツダ CX-5

ディーゼル車おすすめ2. トヨタ ランドクルーザー プラド

トヨタ ランドクルーザー プラド

ランドクルーザープラドは、ラダーフレームを採用したクロスカントリーSUV。

圧倒的な存在感を放つダイナミックなフォルムを持ちながら、インテリアはシティーユースにも相応しいラグジュアリー感を演出。車内空間も広々と快適で荷室空間も大きく確保されているため、レジャーシーンでの大荷物運びもラクラク。

2.8Lのクリーンディーゼルに大型の水冷式インタークーラーとターボチャージャーを搭載することで最高出力150kW(204PS)、最大トルク500N・m(51kgf.m)とパワフルかつトルクフルのパワートレインを採用することで、アウトドアシーンの走破性から高速道路での快適な加速感を実現しています。

メーカー トヨタ
車種 ランドクルーザー プラド
モデル・グレード TZ−G
年式 2021年6月
全長×全幅×全高 4825×1885×1835mm
ホイールベース 2790mm
車両重量 2330kg
サスペンション形式 前:ダブルウイッシュボーン式独立懸架コイルスプリング(KDSS・スタビライザー付)
後:トレーリングリンク車軸式エアスプリング(KDSS・スタビライザー付)
エンジン型式 1GD-FTV
総排気量 2754cc
内径×行程 92.0mm×103.6mm
圧縮比
最高出力 204ps(150kW)/3000〜3400rpm
最大トルク 51kg・m(500N・m)/1600〜2800rpm
燃料供給装置 コモンレール式燃料噴射装置
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 87L
WLTCモード燃費 11.2km/L
新車価格 5,540,000円
中古車価格帯 248.8~745万円
カタログページ トヨタ ランドクルーザー プラド

ディーゼル車おすすめ3. 三菱 デリカD:5

三菱 デリカD:5

三菱デリカD:5は、オフロードやアウトドアを強く意識した異色のミニバンです。

エンジンには、2.2L コモンレール式DI-D クリーンディーゼルターボエンジンが採用されており、力強い加速とドライバーの思うままに反応する高いレスポンスを実現。4輪のグリップを制御して高度な操縦安定性を図る4WDシステムの搭載によって、舗装路からダート、雪道など、あらゆる路面を的確に捉え、安定した走行性能を発揮します。

ミニバンならではの広々とした車内空間は、シートアレンジも豊富。フル乗員での移動はもちろん、長い荷物を載せたり、車内泊にも対応したりするなど、アイディア次第で自由自在に空間を利用できるのも大きなメリットと言えます。

メーカー 三菱
車種 デリカD:5
モデル・グレード ジャスパー
年式 2022年11月
全長×全幅×全高 4800×1795×1875mm
ホイールベース 2850mm
車両重量 1980kg
サスペンション形式 前:マクファーソンストラット式
後:マルチリンク式
エンジン型式 4N14
総排気量 2267cc
内径×行程 86.0mm×97.6mm
圧縮比 14.4
最高出力 145ps(107kW)/3500rpm
最大トルク 38.7kg・m(380N・m)/2000rpm
燃料供給装置 コモンレール式燃料噴射装置
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 64L
WLTCモード燃費 12.6km/L
新車価格 4,430,000円
中古車価格帯 288~598万円
カタログページ 三菱 デリカD:5

ディーゼル車おすすめ4. マツダ CX-8

マツダ CX-8

マツダがラインナップするクロスオーバーSUVでフラッグシップと位置付けられるのがラージサイズのCX-8。

SUVでありながら3列シートを採用することで6~7名の乗車定員を実現。ラグジュアリー感が漂う車内空間は広々としており快適そのもの。セカンドシートは、高級ミニバンのようにキャプテンシートも選択可能です。

ガソリン車もラインナップされますが、ディーゼルエンジン車ならパワフルさを活かし、総重量750Kg以下のトレーラーなどの牽引にも対応。普段使いだけでなくアウトドアシーンをよりアクティブに楽しみたい人にもおすすめです。

メーカー マツダ
車種 CX-8
モデル・グレード XD
年式 2022年12月
全長×全幅×全高 4925×1845×1730mm
ホイールベース 2930mm
車両重量 1820kg
サスペンション形式 前:マクファーソンストラット式
後:マルチリンク式
エンジン型式 SH-VPTS
総排気量 2188cc
内径×行程 86.0mm×94.2mm
圧縮比 14.4
最高出力 200ps(147kW)/4000rpm
最大トルク 45.9kg・m(450N・m)/2000rpm
燃料供給装置 電子式(コモンレール)
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 72L
WLTCモード燃費 15.8km/L
新車価格 3,380,000円
中古車価格帯 145.9~403万円
カタログページ マツダ CX-8

ディーゼル車おすすめ5. ミニ MINI

ミニ MINI

プレミアムコンパクトカーの代名詞的存在と言っても決して過言ではない存在となるのがMINIです。

3ドアや5ドアといったスタンダードなモデルから、アウトドアを意識したクロスオーバーモデル、スポーティなモデルまで7つのモデルがラインナップされており、さらにガソリン車やディーゼル車などのモデルがそれぞれ設定されています。ディーゼル車が設定されているのは「3 DOOR 」、「5 DOOR」、「CLUBMAN」、「CROSSOVER」といった4つのモデルとなります。

スペースの創造的に使うといったMINIの哲学を体言化したボディは、見た目はコンパクトでも車内空間は広々。4シートでも200L以上の荷室空間が確保されていますが、リアの60:40の分割シートを倒せば、実に700Lを超える荷室が出現。レジャーやちょっとしたキャンプの用具一式を持ってアウトドアを楽しむことも可能です。

メーカー ミニ
車種 MINI
モデル・グレード クーパーD ファーストパッケージ エッセンシャル・トリム
年式 2023年1月
全長×全幅×全高 3865×1725×1430mm
ホイールベース 2495mm
車両重量 1240kg
サスペンション形式 前:マクファーソン・ストラット
後:マルチリンク
エンジン型式 B37C15A
総排気量 1496cc
内径×行程 84.0mm×90.0mm
圧縮比 16.5
最高出力 116ps(85kW)/4000rpm
最大トルク 27.5kg・m(270N・m)/1750〜2250rpm
燃料供給装置 電子燃料噴射装置
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 44L
WLTCモード燃費 19.5km/L
新車価格 3,650,000円
中古車価格帯
カタログページ ミニ MINI

ディーゼル車おすすめ6. マツダ MAZDA2

マツダ MAZDA2

マツダのカーラインナップでもっともリーズナブルな価格設定を実現したMAZDA2。流れるような曲線美を強調し、シンプルかつエレガンスなエクステリアデザインが採用されています。

人間中心の開発思想が根付いた運転席は、まっすぐな姿勢で自然と足を延ばした先にペダルを配置するほか、足の動きとペダルの動きが一致するよう設計されたオルガン式のアクセルペダルを採用。車を意のままに操るためのドライビングポジションを実現しています。

前方車や歩行者を検知し、ブレーキを制御することで衝突を回避するブレーキサポートシステムを採用するほか、後退時にクルマや障害物との衝突回避もサポート。さらにペダルの誤操作による急発進の抑制も行ってくれるなど、安全機能も充実しています。

メーカー マツダ
車種 MAZDA2
モデル・グレード XD
年式 2023年3月
全長×全幅×全高 4080×1695×1500mm
ホイールベース 2570mm
車両重量 1140kg
サスペンション形式 前:マクファーソンストラット式
後:トーションビーム式
エンジン型式 S5-DPTS
総排気量 1498cc
内径×行程 76.0mm×82.6mm
圧縮比 14.8
最高出力 105ps(77kW)/4000rpm
最大トルク 25.5kg・m(250N・m)/1500〜2500rpm
燃料供給装置 電子式(コモンレール)
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 44L
WLTCモード燃費 21.6km/L
新車価格 1,900,000円
中古車価格帯
カタログページ マツダ MAZDA2

ディーゼル車おすすめ7. マツダ CX-3

マツダ CX-3

CX-3は、SUVならではのスポーティさと街中での取りまわしも楽に行えるコンパクトさを兼ね備えたエントリーモデル。

ドライバーのハンドリング操作に応じて、エンジンのトルク配分を制御し、安定した走行を実現するG-ベクタリングコントロールを搭載。ハンドリングの修正操舵を低減することでドライバーの疲労を軽減してくれるほか、車体の揺れを抑えることで乗員の疲労軽減にもつながります。

ガソリン車もラインナップされますが、クリーンディーゼル車ならWLTCモードで20.0Km以上(2WD 6EC-AT車)もの省燃費性能を実現。ディーゼル車ならではの力強い走りも楽しめます。

メーカー マツダ
車種 CX-3
モデル・グレード XD
年式 2022年4月
全長×全幅×全高 4275×1765×1550mm
ホイールベース 2570mm
車両重量 1300kg
サスペンション形式 前:マクファーソンストラット式
後:トーションビーム式
エンジン型式 S8-DPTS
総排気量 1756cc
内径×行程 79.0mm×89.6mm
圧縮比 14.8
最高出力 116ps(85kW)/4000rpm
最大トルク 27.5kg・m(270N・m)/1600〜2600rpm
燃料供給装置 電子式(コモンレール)
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 48L
WLTCモード燃費 20.0km/L
新車価格 2,320,000円
中古車価格帯 70.4~209.9万円
カタログページ マツダ CX-3

ディーゼル車おすすめ8. メルセデス・ベンツ CLAクラス

メルセデス・ベンツ CLAクラス

メルセデス・ベンツのCLAクラスは、大人のラグジュアリーさを感じさせる流麗なスタイルを持つ4ドアクーペ。

人間工学に基づいたシートの採用によってドライバーはもちろん、助手席やリアシートに至るまで、疲労の少ない移動空間を実現。また運転席には、シンプルで美しいディスプレイを配置。スマホのようなタッチ操作はもちろん、音声認識機能も搭載されているため、話しかけるだけでナビの設定や室内温度の設定といった操作が行えます。

2.0Lの直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジンは、クランクケースにアルミニウムを採用するなど、徹底的な軽量化を図ることによって優れた燃焼効率を実現。加えてNANOSLIDEシリンダーコーティングを施すことで、アクセスを踏み込んだその瞬間からトルクフルな加速と、スムーズな吹け上がりによってドライバーの思うままにコントロールすることが可能です。

メーカー メルセデス・ベンツ
車種 CLAクラス
モデル・グレード CLA200d
年式 2022年10月
全長×全幅×全高 4690×1830×1430mm
ホイールベース 2730mm
車両重量 1570kg
サスペンション形式 前:スポーツコンフォートサスペンション
後:スポーツコンフォートサスペンション
エンジン型式 654
総排気量 1949cc
内径×行程 82.0mm×92.3mm
圧縮比
最高出力 150ps(110kW)/3400〜4400rpm
最大トルク 32.6kg・m(320N・m)/1400〜3200rpm
燃料供給装置 電子制御燃料直接噴射(コモンレール)
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 43L
WLTCモード燃費 18.8km/L
新車価格 5,670,000円
中古車価格帯 349.8~516万円
カタログページ メルセデス・ベンツ CLAクラス

ディーゼル車おすすめ9. プジョー 3008

プジョー 3008

プジョー3008は、プジョーを代表するミドルクラスのSUV。ディーゼルエンジンをはじめ、ガソリンエンジン、プラグインハイブリッドといった具合に3つのパワートレインが設定されています。

小径ステアリング、そしてステアリングの上から覗くメーターパネル、ドグルスイッチに配置されるハンズフリー操作やナビ、オーディオの操作スイッチなど、ドライバーの視点移動を抑え疲労も軽減する「i-Cockpit」を採用。ダッシュボードには、マップや設定など各種情報に触れられるタッチパネルを搭載するなど、ユーザービリティにも優れています。

車両や歩行者との衝突を軽減するアクティブセーフティブレーキシステムを搭載するほか、全車速域での追従式クルーズコントロール車線の逸脱や維持機能を搭載するなど先進の安全運転サポート機能でドライバーと同乗者の安全もしっかりと守ってくれます。

メーカー プジョー
車種 3008
モデル・グレード GT ブルーHDi ブラックパック
年式 2023年3月
全長×全幅×全高 4450×1840×1630mm
ホイールベース 2675mm
車両重量 1640kg
サスペンション形式 前:マクファーソン・ストラット式
後:トーションビーム式
エンジン型式 99999
総排気量 1997cc
内径×行程 85.0mm×88.0mm
圧縮比 16.7
最高出力 177ps(130kW)/3750rpm
最大トルク 40.8kg・m(400N・m)/2000rpm
燃料供給装置 電子制御式燃料噴射
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 52L
WLTCモード燃費 16.6km/L
新車価格 5,780,000円
中古車価格帯
カタログページ プジョー 3008

ディーゼル車おすすめ10. BMW X3

BMW X3

BMWが提唱する新しいカテゴリーの自動車SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の代表格として君臨するのがこのBMW X3。街中はもちろんオフロードの走破性に優れながら、ラグジュアリーなインテリアを採用しているのが特徴です。

前輪と後輪の駆動力を的確に可変配分することで、あらゆる路面を的確に捉え安定した走行を実現するBMW xDrive 4輪駆動システムを採用。また、より少ない操舵力で俊敏なレスポンスをもたらしてくれるバリアブル・スポーツ・ステアリングによって、街中の取り回しをはじめ、ダイナミックなスポーツ走行時の安定性を高めてくれます。

ディーゼル車のラインナップは、燃費性能に優れる2.0Lエンジンを採用したX3 xDrive20dと、よりパワフルな加速が味わえる3.0Lエンジンを搭載したX3 M40dとなっています。

メーカー BMW
車種 X3
モデル・グレード xDrive 20d
年式 2022年6月
全長×全幅×全高 4720×1890×1675mm
ホイールベース 2865mm
車両重量 1880kg
サスペンション形式 前:ダブルジョイント・スプリングストラット式コイルスプリング
後:マルチリンク式コイルスプリング
エンジン型式 B47D20B
総排気量 1995cc
内径×行程
圧縮比
最高出力 190ps(140kW)/4000rpm
最大トルク 40.8kg・m(400N・m)/1750〜2500rpm
燃料供給装置 デジタル・ディーゼル・エレクトロニクス(DDE/電子燃料噴射装置)
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 68L
WLTCモード燃費 14.5km/L
新車価格 7,410,000円
中古車価格帯 93.8~719万円
カタログページ BMW X3

ディーゼル車おすすめ11. プジョー 308

プジョー 308

5ドアハッチバックのプジョー 308。ガソリンエンジンモデルは燃費がWLTCモードで17.9km/Lなのに対し、ディーゼルエンジンモデルはWLTCモードで21.6km/Lと、約4km/Lも燃費がよいのがポイントです。ターボチャージャー付直列4気筒DOHCディーゼルエンジンで、最大トルクは300N・mとターボ+ディーゼルの力強くタフな走行を楽しめます。

大型グリルや横長のスマートなヘッドライトが特徴的なフロントフェイス、なめらかなルーフラインは美しく大胆な印象を与えます。

308には、プジョーが誇る最先端の運転支援システムを多数搭載しているのも特徴の一つです。クルーズコントロールやレーンキープアシストといった基本的な機能の他に、最大75m後方から迫る車両を検知・警告するブラインドスポットモニターシステム(ロングレンジ)など、安全運転には欠かせない機能が搭載されています。

メーカー プジョー
車種 308
モデル・グレード アリュール ブルーHDi
年式 2022年8月
全長×全幅×全高 4420×1850×1475mm
ホイールベース 2680mm
車両重量 1420kg
サスペンション形式 前:マクファーソン・ストラット式
後:トーションビーム式
エンジン型式 99999
総排気量 1498cc
内径×行程 75.0mm×84.8mm
圧縮比 16.4
最高出力 130ps(96kW)/3750rpm
最大トルク 30.6kg・m(300N・m)/1750rpm
燃料供給装置 電子制御式燃料噴射
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 53L
WLTCモード燃費 21.6km/L
新車価格 3,440,000円
中古車価格帯 85~270万円
カタログページ プジョー 308

ディーゼル車おすすめ12. メルセデス・ベンツ GLSクラス

メルセデス・ベンツ GLSクラス

GLSクラスは、メルセデス・ベンツのフラッグシップSUVです。サイズは全長5,210mm×全幅1,955mm×全高1,825mmと、重厚感あふれるデザインでありながら洗練されたラグジュアリーな雰囲気も纏っています。

最大トルクは700N・mで、力強いSUVらしい走りを楽しめます。大柄なボディにもかかわらず燃費はWLTCモードで11.3kmと、リッター10km以上の数値をマークしているのもポイントです。

ラゲッジスペースは最大2,400Lもの大容量で、家族旅行やアウトドアなどでたくさんの荷物を積まなければならないときも余裕があります。

メーカー メルセデス・ベンツ
車種 GLSクラス
モデル・グレード GLS400d 4マチック
年式 2023年1月
全長×全幅×全高 5210×1955×1825mm
ホイールベース 3135mm
車両重量 2540kg
サスペンション形式 前:AIRマティックサスペンション
後:AIRマティックサスペンション
エンジン型式 656
総排気量 2924cc
内径×行程 82.0mm×92.3mm
圧縮比
最高出力 330ps(243kW)/3600〜4200rpm
最大トルク 71.4kg・m(700N・m)/1200〜3200rpm
燃料供給装置 電子制御燃料直接噴射(コモンレール)
使用燃料 軽油
燃料タンク容量 90L
WLTCモード燃費 11.3km/L
新車価格 14,200,000円
中古車価格帯 1378~1588万円
カタログページ メルセデス・ベンツ GLSクラス

ディーゼル車おすすめ人気車種の価格比較表

車種 モデル・グレード 新車価格
マツダ CX-5 XD スマートエディション 3,090,000円
トヨタ ランドクルーザー プラド TZ−G 5,540,000円
三菱 デリカD:5 ジャスパー 4,430,000円
マツダ CX-8 XD 3,380,000円
ミニ MINI クーパーD ファーストパッケージ エッセンシャル・トリム 3,650,000円
マツダ MAZDA2 XD 1,900,000円
マツダ CX-3 XD 2,320,000円
メルセデス・ベンツ CLAクラス CLA200d 5,670,000円
プジョー 3008 GT ブルーHDi ブラックパック 5,780,000円
BMW X3 xDrive 20d 7,410,000円
プジョー 308 アリュール ブルーHDi 3,440,000円
メルセデス・ベンツ GLSクラス GLS400d 4マチック 14,200,000円

【Q&A】ディーゼル車について多い質問

以下では、ディーゼル車について多い質問・疑問に回答します。

Q&A

  • 間違ってガソリンを入れてしまったらどうなる?
  • 同車種でガソリンとディーゼル車、どちらがお得?
  • ディーゼル車のメンテナンス頻度は?

Q. 間違ってガソリンを入れてしまったらどうなる?

ディーゼルエンジンとガソリンエンジンは、構造がまったく異なるため、ディーゼル車にガソリンを入れてしまった場合や、その逆もエンジン破損につながるリスクが非常に高くなります。

もし、誤って燃料を補給してしまった場合は、たとえ少量でもエンジンの始動は厳禁。燃料ノズルなどの交換が必要となる場合もあるため、速やかにディーラーや購入店などに相談し、必要に応じてレッカーサービスで引き上げてもらうようにしましょう。

Q. 同車種でガソリンとディーゼル車、どちらがお得?

一般的に同モデルでガソリンエンジンとディーゼルエンジンがラインナップされている場合、ディーゼルエンジンを搭載したグレードの方が車体本体の価格が高くなる傾向にあります。

とはいえ、燃料そのものの価格が安いといった点や税金面などでは、ガソリンエンジンと比べてメリットが大きくなります。長期間に乗れば乗るほど、そして長い距離を乗れば乗るほど恩恵を受けることができ、価格差を縮めることができます。

Q. ディーゼル車のメンテナンス頻度は?

ディーゼル車専用のエンジンオイル交換時期は、車種や乗り方によって異なりますが、5000Km~1万Km程度といった具合にガソリンエンジンとほぼ変わりません。しかし、ガソリン車向けのエンジンオイルと比べ、同グレードでもディーゼル車専用のオイルの方がやや割高となります。

またディーゼル車は、排気ガスの浄化を行うためマフラー内にDPFと呼ばれるフィルターが設置されており、走行を繰り返すとPM(スス)が蓄積されていくという性質があります。このPMを除去するため、排気を高温にしてPMを自動的に燃焼させるDPF再生という作業が必要になります。

現在、クリーンディーゼルを搭載した自家用車の多くは、走行中に自動でDPF再生が行われるのが一般的ですが、警告ランプが表示されたら手動で行う必要があります。DPF再生は、概ね100~200Km程度の走行毎に行われるのが一般的ですが、長年乗り続けると燃焼しきれないPMの蓄積によって洗浄が必要になるケースもあります。この場合、自分で作業するのは難しいため、ディーラーや専門業者に依頼する必要がありますが、高額な費用が掛かるため、メンテナンスコストはガソリン車よりも高額になることを念頭に置いておきましょう。

ディーゼル車は口コミ・評判も比較して購入しよう

環境にやさしく、家計にも優しい。そしてパワフル。そんな魅力の詰まったディーゼル車は、この記事で紹介したモデルはもちろん、その他にも様々な魅力溢れるモデルがリリースされています。

自分にとってピッタリの1台を見つけるためには、綿密な情報収集が必要不可欠です。モーターターファンで公開されているモデル情報をはじめ、ネットの口コミ、評判なども参考にしてみましょう。気に入った車種が見つかったら、試乗を重ねてみるのもおすすめです。

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