「クラシックカーヒストリックカーミーティングTTCM2022」が足利で初開催。多肉植物とコラボ?

サボテンと旧車がコラボレーション! 足利でクラシックカーヒストリックカーミーティングTTCM2022が初開催

コロナ前までは町おこしや地域活性化の一助となる旧車ミーティングが数多く開催されていた。でも多肉植物と旧車の組み合わせは初耳。行動制限がなくなりイベントも開催しやすくなった6月、初開催イベントがあると聞いて駆けつけてきた。

PHOTO&REPORT●増田 満(MASUDA Mitsuru)
初開催されたクラシックカーヒストリックカーミーティング。

コロナ以前は真夏と真冬以外の季節だと、毎週のように各地で旧車が集まるミーティングやイベントが開催されてきた。ここ数年は自粛の動きが主流となり、年に数えるほどしかミーティングやイベントが開催されなくなってしまった。こうした傾向がようやく復調してきたかに思える2022年は、注目すべき動きも見られるようになった。これまで旧車イベントはクラブやショップが主催者となることが多く、何年か見学すれば大抵の参加車に見覚えがあるようになる。ところが2022年6月に新たなイベントが開催されると聞いた。それが「クラシックカーヒストリックカーミーティングTTCM2022」だ。調べてみると主催者は多肉植物やサボテンを専門にしたオンラインショップ。一体なぜ?との思いから主催者にコンタクトを取った。

主催者ブースには小さな多肉植物が陳列され、ガチャガチャまで用意されていた。

多肉永遠というのが主催するオンラインショップで、これまでにも栃木県足利市でトハメルカドというイベントを開催されてきた。普段はオンラインでしか販売されない多肉植物やサボテンの展示即売をメインに、手作りの工芸品を販売するブースやキッチンカーを募って来場者と出店者が触れ合う場を設けたのだ。当然、過去に開催されてきたトハメルカドは自動車関連とまったく縁のないイベントだった。

出店ブースの模様。
河川敷を会場にしている。
こんなアイテムが並んでいる。
出店ブースエリアへは午前10時から入場が可能。

この日もトハメルカドが開催され、クルマ目当てでない来場者も多かった。ではなぜ旧車イベントを併催するようになったのか。主催者に聞いてみれば、「広い会場が借りられるので、出店ブースだけでなく名車に集まってもらいお互いに盛り上げていきたいと考えました」とのこと。会場は栃木県足利市永楽町にある渡瀬川河川敷の北多目的広場。確かに広大な敷地が広がっていて、出店ブースが並ぶエリアの倍以上のスペースが空いている。古い内外の名車たちが並んでいれば、確かに普段は接点がなさそうな双方の来場者が交流する場にもなりそう。今まで数多くの旧車イベントを取材してきたが、このような試みは初めてみた。開催されるのは6月18日と19日の土日ということで、事前にどちらの曜日が良さそうか聞いてみた。開催される数日前まで天気予報は土曜が曇りで日曜は雨が降りそうな模様だったから、問い合わせが多いのは土曜日とのこと。そこで18日にお邪魔させていただいた。

車種が統一されていないから目移りしてしまう。

クラシックカーヒストリックカーミーティングに参加できるのは市販開始から20年を経過した国内外の車両で、登録から20年未満であっても同型車の発売から20年が経過していれば参加資格が与えられる。用意された区画は100〜150台で、事前エントリーではなく当日に参加費の500円を支払えばいいだけ。気軽に参加できるのは初開催ということも関係しているだろう。結果的に土曜は曇りだったものの台数は多くはなかった。日曜は天気予報が直前で一転して快晴になったこともあり、大盛況になったとのこと。少々予測を見誤った感もあったが、土曜日だけでも40〜50台前後のクルマたちが入れ替わり立ち替わりに展示されていた。ここからは展示車たちの写真を中心に会場の模様をお届けしよう。

歴代フォード・マスタングが並ぶ。
トヨタ・セリカGT-FOURが3台も集まった。
いすゞベレット(右)と117クーペの2ショット。
ポルシェ356とスカイラインGT-Rが並んだ珍しい光景。
日産レパードがオフ会のように集まっていた。
とても希少な三菱ミニカami55(左)と、なぜかスズキ・アルトが仲良く並ぶ。

続けて次回以降は注目の参加車にスポットライトを当ててみたので、1台ずつ紹介していきたい。

著者プロフィール

増田満 近影

増田満

小学生時代にスーパーカーブームが巻き起こり後楽園球場へ足を運んだ世代。大学卒業後は自動車雑誌編集部…