+NOSの特別仕様ならMAX200馬力も!?
もともと非力な軽トラだ。リフトアップして大径タイヤを履かせればさらに力不足になる。もっと快適に楽しく走れないだろうか。そう考えた但東自動車は、6年ほど前からハイゼットのターボ化プランを開発してきた。同社が重視したのは主に3点。スマアシなどの機能がすべて使えること。普通の軽ターボ以上の馬力を出せること。エンジン寿命を縮めずメンテや修理も既製品で対応できること。確実な出力アップを図りつつ、現実的に使いやすいターボを目指したのだ。
そんなスタンダードプランを施したのが赤のハイゼット。純正エンジンにIHI製ターボチャージャーを追加。ブースト圧は0.8キロで最高出力80PSを発揮する。制御は専用開発のアプリをインストールしたHKSサブコン。エアクリはノーマルを流用するなど、サウンドは抑えめにした純正風のターボに仕上げてある。
ただ、ターボと聞けば過激さを求める人もいるだろう。そのパフォーマンスとして黒のハイゼットも製作。強化コンロッド交換やハイカム化など本格的なチューンに加え、ターボ+NOSの「魔改造」で200PS超を実現。ワンオフながら実際にオーダー可能だ。
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スタンダードターボプランの場合、エンジンはピストンを変更して圧縮比9.5にダウン。ブースト圧は0.8kgf/cm2で最高出力80PSに。制御のためのサブコンはHKSのF-CON iSを採用。正しく認識しさせるため、専用開発アプリを入れてスムーズに動かしている。
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ターボプラン専用にサイド出しマフラーを開発。車検対応品となる。取り付け部分の加工は必要ながら純正マフラーでも問題なし。
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インタークーラーはOP。通常はバッテリーケース横に装着されるのだが、デモカーはより冷却効率を高めるため前置きにしてある。
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エアクリーナーはボックスごと純正を流用し、レイアウトとパイピングのみ変更。吸気音やバックタービン音をあえて抑えている。
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足まわりは4インチアップ。通常キットのショックはモノチューブ構造を使っているが、デモカーはOPのツインチューブ仕様を装着。乗り心地にこだわりたい人にオススメだ。
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加工なしで装着できる荷台専用キャリア「トラレール」。スノボやサーフボードを積んだり、サイクルキャリアやロッドホルダーなども装着可能。アレンジは自由自在。
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ブリッドのDIGO III LIGHTグラデーションをベースにしたオリジナルシート。背もたれ部にJ-tantoのブランドロゴ刺繍があしらわれるのが特徴。
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S510P HIJET TRUCK
【J-tanto SPECIAL TURBO S510P HIJET TRUCK】
●スペシャルターボ仕様 ASK
●エアロバンパー(FRP) 7万4800円
●パイプバンパー(ステンレス) 8万2500円
●70mmオーバーフェンダー 7万4800円
●ダブルチューブロールバー(ステンレス)12万1000円
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S510P HIJET TRUCK
【J-tanto STANDARD TURBO S510P HIJET TRUCK】
●スタンダードターボ仕様 105万円〜
●フロントディフューザー(ABS樹脂) 3万1900円
●フロントグリル(ABS樹脂) 3万1900円
●突入防止バー 3万8500円
●8mmフェンダープロテクター 5万9400円
●ダブルチューブロールバー(スチール)10万2300円
●ロールバー用アンダーバー(スチール)1万3200円
●4インチリフトアップキット 27万2800円〜
●ターボ化専用サイドダブル出しマフラー8万2500円
●トラレールエアロバー(H320/1脚) 2万9700円
●BRIDEオリジナルシート 14万1680円
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KCARスペシャル ドレスアップガイド Vol.38 軽トラカスタムガイド
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]