「ダットサン B110サニー」が現代に復活!? フュージョンしたスーパーキャリイは昭和世代を虜にする!?

【最新軽トラスタイル2025　#003】
「融合」という意味を持つフュージョンのエクステリアパーツは、ベース車の良さとそれと全く異なる車種のディテールを高次元で融合させるのがウリ。グローバルなオフロードスタイルで魅了するハイゼットトラック、そしてクラシカルな人気車種をオマージュした最新作のキャリイトラックをご紹介しよう。

合計枚数8枚
すべての画像を見る

懐かしさ漂うB110サニー風フェイス

これまでフュージョンは軽トラに限らず表情をガラッと変えるバンパーを発売してきたが、あくまでもヘッドライトなどの灯火類は純正を生かすのがセオリーだった。しかし最新作のDA16Tキャリイトラックに関しては、フロントマスクの印象が大胆に生まれ変わるフェイスキットとしてリリース。

モチーフはレトロな名車、日産サニー。2代目のB110、もしくはマイナーチェンジを繰り返しながら平成初期まで生産されたサニートラックを彷彿とさせる顔つきで、大きなライトを持つキャリイのイメージをおもむろに払拭する。キャリイ自体はスズキから販売されている軽トラだが、日産にOEM供給してクリッパートラックの名で販売されているだけに、意外にも親和性が高い。純正のライトにとらわれることがないフェイスキットを採用しただけあり、実車のサニーにも採用されるボンネットのプレスラインをはじめ、可能な限り雰囲気を再現している。しかもスマートな仕上がりを実現するべく、バンパーやライトベゼルを別体で製作。これにより塗り分けが容易となり、よりクオリティの高いサニーフェイスが手に入る。

▷最新軽トラスタイル2025 まとめはこちら