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街乗りでの快適性こそ、大嶋流カスタムの真骨頂!
ストリートでの走りと、カッコよさを重視するハイブリッジファースト。歴代ジムニーのカスタムでも、街乗りでの快適性に定評がある。雑誌などでよく見るハイブリッジファーストの記事は、競技系が多いのでハードな印象を持っているユーザーも多いと思うのだが、実はオフロード系競技のサスペンションは結構しなやかなのだ。土でグリップさせる為には硬いサスペンションではトラクションしない。初期が柔らかくしなやかで、踏ん張り感のあるサスペンションでなければならないのだ。さらに代表の大嶋氏は、遠征などに行く際、自走で行くことが多い。移動時に疲れる乗り物に開発者自らが乗りたくないと公言しているのだ。
さらに、どうせ乗るならカッコいい方がいい。ジムニーの様々な競技でぼこぼこな車が多い中、常に綺麗でカッコいい状態をキープし続けたのはハイブリッジファーストが最初ではないだろうか。その考え方はストリートでも継承され、スポーツができる仕上がりなのに乗り心地が良く、ルックスはカッコいい。その手法でジムニー5ドアのカスタムも順調に進んでいる。
程よくワイド化され、3.5インチアップ完全新設計の5ドア用のサスペンションを装着。すでに3回試作を行い、大嶋氏自らが乗り味を確認。ロングドライブで疲れにくく、乗っていて楽しい。ロング車両でありながらスポーツ走行をしてみようかな? と思わせる楽しいクルマに仕上がっている。ルックスと基本性能の高さがハイブリッジファーストのクルマ作り。かっこよさだけではないのだ。







記憶に残るスタイリッシュなリヤビュー!
今回の5ドアジムニーの開発コンセプトを大嶋氏に聞いてみた。「ステアリングを握って、安心とワクワクを感じるクルマ作りというのはウチの大前提。それでいて、今回のノマドに関しては、様々なアクティビティでの使い勝手を考慮してるんです。フル乗車時の乗り心地。荷物の積載性。車中泊する時の快適性。これらを専門家にヒアリングしてキャンプカー専門業者に相談しながら、色々工夫してあります。まだどこも出していないリアのラゲッジスペースのボックス。リアシートのリクライニング機構とか、手にしたら絶対欲しくなるアイテムをすでに商品化。これならキャンプにいきたくなるでしょう。」とのこと。
さらに、3ドアジムニーでも購入時に欲しくなるアイテムを5ドア専用品としてラインアップ。フロアマットなど、すでに厚みのあるオシャレなレッドステッチが入ったタイプが今回の車両には装着済み。シートカバーもリアシートを含め、専用品をすでに設定。
エクステリアでは、ランプステーをかねたルーフラックを装着。エッジの効いたオーバーフェンダーは、かなり難しい形状。特にリアに関しては、ドアで分割される形状なので、作るのが難しい。しかし、ハイブリッジファーストのオーバーフェンダーは、かなり良い感じ。リフトアップ量に対してのバランスも良く、大袈裟過ぎず、しっくりとくる範囲なのだ。走行性能的にもこの程よいワイド化がかなり効いていて、走行安定性が高い。見た目と性能をきっちり両立させるのが大嶋氏のカスタムなのだ。






SPECIFITION
● ハイスペックコンピュータクレバー 5万8300円
● チャンバーサクションキット
● エンジンオイルクーラーキットスタンダードタイプ
● オイルキャッチタンク
● ジェントルマフラースマート
● フロントプロテクトバンパーウインチ仕様
● リアプロテクトバンパー
● エアベンチレーションボンネット
● リアルーフスポイラー 8万8300円
● パーキングセンサーステー 3万6300円
。● 3.5インチアップサスペンションアームセット
● ロッドアングルコネクトキット
● ロンシャンXR4(16× 6.0J)
● トーヨー・オープンカントリーMT(245/75R16)
アウトドアでの必需品!インテリアパーツは5ドア専用品だ!







LINEUP
● ノマド専用トレーボックス
● ノマド専用カップホルダー
● リアシートリクライニング用ステー
● レッドステッチフロアマット

代表 大嶋和也さん
▷待望の5ドア! ジムニーノマド誕生 まとめはこちら
HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.284 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ&ジムニーノマド No.16より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]