目次
ハイクラスなPHEVカスタムを施した強者も間もなく現る?
2024年12月の一部改良に伴い、新たに追加されたPHEV(プラグインハイブリッド)モデル。エグゼクティブラウンジのみに設定され、他グレードにはない唯一の6人乗り仕様。1065万円と驚愕のプライスも話題となったグレードだ。そんなPHEVを手に入れたリッチなアルヴェルオーナーもいるだろうということで。PHEVは他のアルヴェル同様にカスタムできるのかをチェックしてみた。
まず外装に関してはその他グレードと大きな変更点はなく、エアロパーツの対応はこれまでのグレードと変わらず付くようだ。ただしメーカーによってはマフラー出口付近のデザインなどにより非対応の場合もあるようなので、購入の際は必ずメーカーに確認しておこう。
次にホイール。40系アルヴェルが登場した際に、PCDが114.3から120に変更されたが、PHEVももちろん120。また40系は車重が重いため、これまでのPCD120のホイールでは耐荷重が足りず、耐荷重を高めたアルヴェル向けサイズを用意するなどの対応を迫られたメーカーも多かった。PHEVの車重は、その当時指標としたレクサスLMよりも10kg重い、2470kg。ホイールメーカーに確認したところ、耐荷重720kgのホイールであれば問題なく装着可能とのこと。ホイールの耐荷重は各メーカーのホームページ等に記載されているものもあるが、不安な場合は購入店で確認するのがベスト。
そして最後はローダウン。こちらは足まわりメーカー、ブリッツに確認したところ、車高調の場合、おそらくサスペンション取り付け部の形状などはその他グレードと変わらないとのこと。ただし、PHEVの車重にマッチしたバネレートなどの設定が必要とのことで、現在開発中だそう。
総じて、カスタムにおいてPHEVだから無理ということはなさそう。間もなくハイクラスなPHEVカスタムを施した強者が現れてもおかしくないということだ。



▷アルファード&ヴェルファイア MONTHLY NEWS まとめはこちら







▷アルファード&ヴェルファイア MONTHLY NEWS そのほかの記事へ
STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年6月号 No.354より
