重厚なオフ系で履きこなしたい、ディープリム系Vスポーク
BADXのロックケリーは、これまで多くのオフ系ホイールを生み出してきた人気ブランド。新たに登場したMX-Hも間違いなく支持されるモデルとなるだろう魅力を持った新作だ。ベースとなるデザインは、V字ラインがリムへと広がる6×2スポーク(ジムニー用は5×2スポーク)。スポークの中間でハッキリとしたプレスラインを設けて折れ曲がることで力強さを表現。リムとの接合部ではスポークの最奥部に広がりを作ることでオフ系らしい安定感のあるデザインとしている。リムにあしらった凹凸のデザインや、ギリギリまで攻め込んだディープリム、存在感溢れるセンターオーナメントもタフさの表現のひとつだ。
前作MX-Vはシンプルな8本スポークをオフ系に仕立てるべくショットピーニングで表面のザラつきを表現したが、今作はシンプルにマットブラックのみを採用。どんなシーンにも似合う、かつ重厚な雰囲気を生み出すのにはぴったりな色味だ。
設定されるサイズにも注目したい。オフ系ホイールはターゲット車種を絞りピンポイントのサイズを設定するモデルが多いが、MX-Hは、14インチから18インチまでフルラインアップ。ホール数、PCDも豊富に揃えており、様々な車種で、この魅力を堪能できるのは嬉しい限り。







[ROCK KELLY MX-H]
SIZE | H-PCD | PRICE |
14×4.5J | 4-100 | 未定 |
15×4.5J/6.0J | 4-100、6-139.7 | 未定 |
16×5.5J〜7.0J | 5-114.3、5-139.7、6-139.7 | 未定 |
17×7.5J/8.0J | 5-114.3、6-139.7 | 未定 |
18×7.5J/8.5J | 5-114.3、6-139.7 | 未定 |
STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年6月号 No.354より
