繊細10本スポークが『プリウス』と好相性!“レオニス・ナヴィア08”は軽量かつ高剛性な機能性も美点

【トヨタ・プリウス(60系)最新カスタムガイド Vol.4】
昨年にはPHEVに新グレードも追加され、選択肢も充実した5代目の60系プリウス。
カスタム業界全体が注目し、ドレスアップ系から機能系パーツとラインアップも揃い踏み。
カスタムシーンのトレンドとして、話題の一角を担う#60プリウスワールドを一挙紹介。

最新技術を積極投入し高いパフォーマンスを発揮

エントリーユーザーからの支持も熱い「レオニス」から派生した、軽さと剛性、環境性を念頭に置いたワンピースブランド「ナヴィア」として、じつに3年ぶりの新作となる「08」はプリウスにも最適だ。5組のV型で構成される10スポークは、シャープでスポーティと、流線ボディのプリウスのイメージにもピッタリだが、新作を語るにはその高い技術力も見過ごせない。

例えばリム。負荷をかけながら伸ばし鍛える、「AMF」と呼ぶフローフォーミング製法を駆使し、より軽くより強く仕上げたほか、タイヤとホイールの僅かな空転によるロスを減らし、本来の能力をしっかり発揮させる効果が期待できる「ローレット加工」を実施。プリウスでは話が逸れるが、昨今他車で装着率が高まっている、純正空気圧センサーの装着安定性を高める加工にも注力と、一見しただけでは分からない技術が複数投入されている。

そんなこだわりは印象を左右する色にもいえる。ナヴィアはこれまで天面切削でブランドイメージを構築してきたが、新作では耐食性を維持しつつ艶感を強調できる全塗装に変更。なかでも「PSB」と呼ぶカラーは、見る角度で色調が変化する陰影感の強い特殊コートであるなど、既存イメージに迎合しすぎず新しい試みにも挑戦と、先進性を標榜するプリウスにも相通じるものがある。

LEONIS NAVIA08(レオニス・ナヴィアゼロハチ)

SIZE H-PCD PRICE
15×4.5J 4-100 3万7950円〜4万150円
16×6.0J 4-100 4万4550円〜4万6750円
17×6.5J〜7.0J 4-100、5-114.3 5万600円〜5万3350円
18×7.0J〜8.0J 5-114.3 5万8300円〜6万1600円
19×6.5J~8.0J5-114.36万6550円〜7万400円
20×8.0J〜8.5J5-114.38万1950円〜8万4700円
21×7.5J〜8.5J5-114.39万5150円〜9万7900円
■カラー:PSB(プラチナシルバーブラック)、PBK(プレミアムブラック)
■構造:鋳造1ピース(フローフォーミング)

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幅広いサイズ設定、足元の印象を変える刷新度の高い意匠性に富んだモデルを手掛ける「レオニス」にも、プリウスに最適なホイールが複数用意されている。これまでにないスポークの組み合わせでメッシュの新たな可能性を開拓する「MV」、20本の極細フィンで足長感を強調する「FR」がそれ。ともにプリウス向けサイズでは、AMFのフローフォーミング加工済み。強さと軽さもストロングポイントだ。

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