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良質な足回りと吸気系パーツで抜群の走行フィールを獲得する
走り派オーナーからもミニバン乗りからも、幅広いオーナーから支持される総合チューニングブランド、ブリッツ。性能が優れていることはもちろん、手に取りやすい価格で提供してくれるなど、ブリッツのアイテムは総合力、トータルバランスで優れていると言えよう。そんなブリッツの主力アイテムがマフラー、吸気アイテム、そして車高調だ。とりわけ車高調はミニバン乗りからも人気で、乗り心地も◎。車内から減衰力調整が可能なデバイスを用意するなど、先進性も◎。人気になるには当然の理由がある。
60系プリウスには、マフラーの設定はないが、車高調、吸気アイテムを開発。まずは車高調『ダンパーZZ-R』に注目! 単筒式ダンパー、全長調整式、32段の減衰力調整機構を持つ、いわゆるフルスペック車高調で、それでいて約21万円(DSCプラス仕様は約31万円)と手の届く価格なのだ。60は元の乗り心地も良く、車格が上がったこともあり、上級な乗り味を追求。実際に乗ってみても「穏やか!」との第一印象。ローダウンは20mm台半ばで、ホイールを大径化しても、だ。そのうえDSCプラスによる、電子制御の減衰力調整を組み合わせれば、街中から高速道路まで「ほぼ無敵!?」状態。満足度が極めて高い車高調と言えるだろう。
吸気アイテム『カーボンインテークシステム』は、見た目も向上、パワーアップも実現する優れもの。「パワーアップが見込める」ことから開発が始まったそうで……。ハイブリッド、NAエンジンと侮るなかれ、実際にグラフを見ても数値が上がっている要注目アイテムなのだ。

■価格:31万200円(ダンパーZZ-Rは21万1200円)
■主な仕様:全長調整式、減衰力32段調整、単筒式、専用強化ゴムアッパーマウント
■車高調整幅※:F0mm〜-45mm/R0mm〜-40mm
■バネレート:F5.0kgf/R5.0kgf
※は2.0Lハイブリッド/2WD、グレードによって数値が異なる。


バネレート:F5.0kgf/R5.0kgf
ホイールサイズ:20×8.5J+45
タイヤサイズ:245/35R20


専用の高性能インテークで理想のパワー&トルクを実現




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STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年7月号 No.355より
