グラマラスさに魅了される『クラウンスポーツ』はスポーツの名に恥じない走行性能も!

【トヨタ・クラウン徹底解剖&比較試乗 #005/クラウンスポーツ 編】
セダン、エステート、クロスオーバーなどは「名が体を表す」のに対して、スポーツは車名で運動性能の高さを誇示。
シリーズ随一のアスリート系モデルだ。

クラウンのイメージを覆した曲線美とワイドスタンスが最大の魅力

新型クラウンに4つのバリエーションがラインアップされることが正式発表されたのが2022年7月。同時にクロスオーバーの発売も発表されたため、世間の注目はクロスオーバーに集中したが、実はスポーツもSNSでデザインの秀逸さが話題になっていた。

ハンマーヘッドフェイスの導入もインパクトが強かったが、それ以上に目を惹いたのが大きく張り出したリアフェンダー。リアのスタイリングを描いたデザインスケッチは、クラウンのイメージを覆すグラマラスな曲線美を描き、見る者に衝撃を与えたのだ。

そのリアフェンダーは、デザインスケッチ通りの造形を実際にプレスで再現&生産するのはかなり難易度が高いことであった。だが、「このカタチのままユーザーに届けたい」という強い信念が生産サイドにも伝わり、プレスする瞬間に金型を少し動かすという新しい工法にチャレンジ。デザイン変更をすることなく、美しいフェンダーの量産を可能としたそうだ。

開発陣はクラウンスポーツの動的評価においても、まず「スポーツとは何か?」という定義付けから議論をスタート。その上でクラウンらしい「スポーツ」のイメージを乗り味で表現する作り込みを行っていった。

クロスオーバーやエステートよりもショートホイールベースであることを活かし、俊敏で軽快なハンドリングを実現しているところもポイント。サスペンションも専用のチューニングを施し、他の3モデルよりもダイレクト感のある走行フィーリングを生み出している。

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TOYOTA・クラウン購入ガイドより

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