2021年末から先行予約がスタートし、約2ヵ月で受注7万台というニュースも出るほど大人気の新型ノア&ヴォクシー。先代80と大きく変わったそのスタイリングや、いまどきの先進&安全装備の充実など、トヨタがミドルクラスミニバンの復権をかけて、気合いを入れた結果がしっかりと出ている。特に奥様の評価が高いという話を多く聞く。視界の良さ、運転の取り回しの良さという部分も人気の要因になっているようだ。もちろん、せっかく乗るのだからカッコ良く! とカスタムパーツも続々と開発が進んでいる。スタイルワゴンでも猛プッシュ中、いま見逃せない新型ノア&ヴォクシー情報をお届けします、
正式発売は8月頃! 90系が持つポテンシャルを引き出します!
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純正の完成度が予想以上に高いと、サスペンションのプロが評価する新型90系の高いポテンシャルを、ローダウン時でも堅持できる気になる新車高調がいよいよこの8月に正式発売される。そこで、富士スピードウェイで開催された「モーターファンフェスタ2022」会場では、完成したばかりの新作車高調の先行試乗会を特設コースを舞台に開催。ステアリングは握らない同乗試乗という条件下であるものの、ユーザーはその仕上がりをどう感じ、なにを思ったのか!? ひと足お先にリポートです!
HKS HIPERMAX S(エッチケーエス・ハイパーマックス)
■価格未定(近日発売予定)■対応:90ノア&ヴォクシー/ハイブリッド2WD■単筒式■減衰力:前後30段調整■バネ定数:F4㎏/㎜、R6㎏/㎜■調整幅:F0〜-68㎜、R-20〜-79㎜■試乗車ダウン量:F-42㎜、R-43㎜
※ハイブリッド4WD、ガソリン2WD&4WD開発予定あり※数値は開発予定値です
「ハイパーマックスS」は、HKSが“史上最高の乗り心地”と胸を張るコンフォート系。長年の車高調開発で得た知見をもとに減衰力特性を入念に見極めつつ、耐久性を向上させた単筒式だ。開発陣が90系純正に感じた“しっかり感のある動く足”という良さを、ローダウンした状態でも維持させつつ、同時にスポーティーなハンドリング感も追求した新作は、HKSいわく“走り心地”満点の自信作。ファミリーが安心して乗れる、同乗者に気を使わない味付けが見所だ。
マウントは快適性重視のゴムブッシュ。ファミリーカーという性格を鑑み、ノイズにも注意を払った。
調整幅は前後で異なるが、最大で約80㎜ダウン可能と十分落とせるレベルを確保した。調整は全長式。
ハイパーマックスSは完全自社製。耐久性、防錆性、堅牢性にもチカラを入れており、安心して使える。
試乗01.「違和感なく予想以上に快適でした!」
ヤマダさん親子
実際問題、社外サスってどうなの!? という素朴な疑問から今回同乗試乗会に参加したヤマダさん親子。第一声は「車高が落ちていても、違和感を感じないですね!」といったもの。ローダウンすると乗り味が悪くなるのでは!? という印象があったものの、実際試乗してみると不快感はなく、そこそこの速度でコーナーに侵入しても車体は安定しており、急加速時の不安定さもなしと好感触。「いい意味で純正ぽい乗り心地。硬さもなく、これで車高調かぁと思うほど快適。これなら家族にも勧められそうですね」と大満足。機会があれば同乗試乗ではなく、自分で運転してさらにリアルな製品の特性を感じて見たいと、興味津々な様子でした。
試乗2.「安心感が違います! 踏めそうです!」
池上さん一家
元々スポーツカー好きで昔は頻繁に走りに行くなど、サス選びは走りが肝心という池上サンご夫妻。新型ミニバンのローダウンした状態での走りが気になり参加した今回は、ご夫妻が2列目、娘さんが3列目に同乗し確認。「予想ではもっとフラフラした感じかと思ったんですが、そんなことはなく、コーナーを曲がるときでも姿勢が安定していて快適ですね」と旦那さん。娘さんも「このクルマなら、(3列目に乗っても)酔わなそうだよ♪」と評価は上々。「減衰力のセッティング次第では、結構踏んでも楽しそうな、しっかりとした印象ですね!」と、その仕上がりの高さにミニバンでのカスタムもありかも!? と池上サン一家でした。
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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