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【5】記録映像の確認を簡単に行いたい
これから増えてきそうなタイプが「クラウド型」。マイクロSDカードと同時に通信機能を利用して専用サーバーにも映像を記録するものだ。このタイプではインターネット経由でどこからでも記録映像の確認ができるうえ、万が一マイクロSDカードのトラブルで記録エラーがあってもクラウドにデータが残っているため録り逃しがない。ただし通信機能やクラウドを利用するため一般的には利用料が別途発生し、ランニングコストがかかる。
【6】設定操作に手間がかかるのはイヤだ
ドライブレコーダー背面のディスプレイは大きくても3インチ。メニュー表示の文字が小さくて読み取りづらい、記録映像再生時に細かい部分が良く見えないという場合もある。そこで役立つのが上位機種の一部に搭載されているWi-Fi機能で、専用アプリをインストールした手元のスマホ画面上で各種の設定操作や記録映像の再生ができる。ただしこの機能が利用できるのはドラレコとスマホの距離がWi-Fiの通信範囲にある場合に限られる。
【7】映像がキレイなモデルが欲しい
画質を優先したモデル選びをするのならば、スペックの中でも「解像度の数値」に注目したい。現在の主流は「1920×1080(フルHD)」で、その上が「2304×1296(3M)」、さらに上が「2560×1440(WQHD)」、もっとも上が「3840×2160(4K)」となる。解像度が上がれば高精細になり拡大をしても詳細な情報が得られる。また、「HDR」や「WDR」といった明暗差補正機能を備えていると白飛びや黒つぶれが抑えられる。トンネルの出口や夜間に効果を発揮。
【8】車両の走行データも確認したい
廉価版を除いてほとんどの最新ドライブレコーダーには「GPS」や「Gセンサー」が搭載されており、車両の走行データを専用ビュワーソフトなどで確認可能だ。GPSの情報を基に日時、速度、撮影場所の地図(インターネット接続時)を表示し、Gセンサーの情報を基にグラフを表示する。このグラフを見ればクルマが急ブレーキを踏んだことや急ハンドルを切ったことが推測できる。これらのデータを映像と組み合わせれば証拠能力も高まる。
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]