DAIHATSU・タントがマイナーチェンジ! 新グレードの「ファンクロス」がオシャレすぎる!

これ、車中泊に最適です!【ダイハツ・タント】にアウトドアシーンが似合う「ファンクロス」を追加!|新車レビュー

タントがマイナーチェンジを行い、同時にアウトドアイメージを盛り込んだ新バリエーションの「ファンクロス」を追加した。一体どんなクルマなのか、チェックしてみた!

スーパーハイトのライバルたちに再チャレンジ

全車的な改良点は、まず荷室に折りたたみ可能な脚が付いたデッキボードを装備することで、荷室を上下2段に分割して使えるようになったこと。今までは後席を倒した時に荷室の床に傾斜ができていたのだが、このデッキボードを上段に設置すればフラットな荷室が作れるようになり使いやすくなった。

さらに荷室側からも後席をスライドさせることができるレバーも追加された。内装の素材やデザインも小変更を受け、インテリア全体の質感も向上させている。エンジン制御の見直しにより、多少だが燃費性能も向上した。

標準車の外観には手は加えられなかったが、カスタムはフロントマスクのデザインが大幅に変更され、ワイド感が強調された存在感のあるスタイリングに生まれ変わった。

注目のファンクロスはタフなイメージを演出するガーニッシュ付きのフロントバンパーや専用デザインのヘッドライト&グリルを採用。ルーフレールも追加され、アクティブな外観に仕上げられた。内装はアウトドアレジャーでの使い勝手を考慮して、シート表皮は撥水仕様となり、後席シートバックや荷室床面には防水加工が施された。さらにラゲッジルームランプや後席用のUSBソケットも追加され、車中泊もしやすくなっている。

現行型のタントは、ホンダ N-BOXやスズキ・スペーシアなどのライバルに対し、販売面で苦戦していたが、このファンクロスの導入で巻き返しを図るに違いない。

使い勝手の良さを向上するデッキボード

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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