【乗って試して大調査 #007】前後の空力バランスや整流効果を高めるSTIのボディキット! フォレスターSTIは、乗れば違いを体感できる!

STI独自の「魔法の棒」で思い通りの走りが可能に! フォレスターSTI Sは運転が上手くなる!? 【新車&新作パーツを総力レビュー】

続々と登場する新型車や新作パーツは、どれも魅力的なモノばかりだけど「実際どーなの?」って気になる人も多いハズ! そこで今回は、スタワゴ編集部がいま話題の新車からワークス系チューニング車両や、気になる最新パーツを実際に「乗って」「試して」大調査! 2023年も注目されること間違いナシのクルマ&パーツをチェックしよう!

補強ではなくボデイに必要な”しなり”を与える

クロスオーバーSUVでありながら、気持ちの良い走り味を実現しているフォレスターSTIスポーツ。ノーマル状態でも高い走行性能を魅せてくれる同車に、STIパーツをプラスした仕様に触れることができた。元々のSTIスポーツもフロントのショックアブソーバーにSFRDダンパーを採用し、“フロント内輪のタイヤに仕事をさせる”ことに重きが置かれており、意のままに操れる愉しさを実現しているのだが、今回デモカーに装着されていた「フレキシブルタワーバー」、「フレキシブルドロースティフナー(フロント&リア)」は、その特徴をより極めるためのアイテムと言っていいだろう。

当日はノーマルのSTIスポーツと乗り比べることができ、ノーマル状態でもかなり楽しくパイロンスラロームを走ることができたのだが、装着車に乗り換えてみるとその差は歴然。わずかにステアリングを切り込んだだけで車両が思い通りに動いてくれるようになっているだけでなく、その動きに唐突感がなく、穏やかでありながら機敏という、言葉にすると相反するものとなっていたのである。しかも乗り心地がさらに向上しており、まさに“運転が上手くなるクルマ”に仕上がっていた。なお、このフレキシブル系パーツは補強パーツと思われがちだが、どちらかというとボディに必要な“いなし”や“しなり”を与えるものとなっており、必要に応じてテンションをかけるなど、まさにフレキシブルにクルマを支えてくれるパーツとなっているのだ。そのため、ただ補強しただけのときのようなピーキーになって扱いにくくなるデメリットもないのも嬉しいところ。

それ以外のパーツでは、あの往年の不等長サウンドが再び楽しめる「パフォーマンスマフラー」も人気のアイテムで、ジェントルな音量でありながら気持ち的にも運転がさらに楽しくなる仕上がりとなっている。

SPECIFICATIONS
【EXTERIOR】
●フロントリップスポイラーセット 8万4700円
●サイドアンダースポイラー 5万2800円
●エアロガーニッシュ 3万1900円
●リヤサイドアンダースポイラー 4万2900円
※STIエアロパッケージ(上記4点セット) 19万300円
●ドアハンドルプロテクター 6600円
●テールゲートガーニッシュ 1万1550円
●セキュリティホイールナットセット 3万6300円
【INTERIOR】
●プッシュエンジンスイッチ 1万6500円
●ドアインナープロテクター 1万6500円
【TUNING】
●パフォーマンスマフラー 16万3900円
●フレキシブルタワーバー 3万3000円
●フレキシブルドロースティフナー 3万800円
●フレキシブルドロースティフナーリヤ 3万5200円
【WHEEL/TIRE】
ホイール/STI・18インチアルミホイール
(18×7.0J+48) 4万6200円
タイヤ/ファルケン・ジークスZE001A/S(225/55R18)

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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