パイオニア:パワーアンプユニットが、マツダCX-60のオーディオシステムに採用

パイオニアのパワーアンプユニットが、マツダが2022年9月に発売するラージ商品群第1弾、CX-60のオーディオシステム「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」に、標準装着として採用された。

マツダの音響エキスパートと一緒に6年もの歳月をかけて開発してきた当パワーアンプユニットは、ハイエンドオーディオの技術思想を盛り込み、高精度発振器やフルカスタム音響部品を使用した電源回路を採用して低ノイズ化を図るとともに、音質のポテンシャルを最大限に引き出す細かな音質チューニングを行なっている。

パイオニアが長年培ってきた音響解析技術を活かして開発した「MSR NR(Master Sound Revive Noise Reduction)」を純正オーディオシステムとして初めて搭載。CDなどデジタル音源に含まれる量子化ノイズを除去することで音源の高音質化を図り、アーティストの息づかい、雰囲気・空気感、音の厚みを再現し、原音に近い音質を実現している。また、高効率のパワーアンプICを搭載することで、高出力ながら消費電力を低減している。
さらに、高剛性、放熱性や耐ノイズ性を併せ持つ高効率構造により、小型軽量化と省電力化を実現しています。

「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」システムの概要

高音質DSP回路を搭載したパワーアンプと8個のスピーカーで構成したサウンドシステム。3ウェイのフロントスピーカーを搭載し、各スピーカーの取付位置を最適化することで、原音に忠実でクリアな高音質を享受することができる。

CX-60のサウンドシステムでは、従来と比較して、より広帯域での高音質再生が可能になった。

パイオニア製パワーアンプユニットの主な特長

  • 高性能DSPを搭載したClass-D 8 ch出力
  • フルカスタム音響部品など高音質部品を使用した回路設計
  • 独自の高音質化技術「MSR NR(Master Sound Revive Noise Reduction)」を搭載
  • 放熱性と小型軽量化を両立した高効率構造

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