「やっぱりシルビア&180SXは最高だ!」専門店が開催するドリフト走行会に密着!! Part.1

初心者からエキスパートまで集ったドリフトコンテスト!

86&BRZやシビックタイプR、スイフトスポーツなど魅力的な新型スポーツも目白押しの今日この頃だが、グリップもドリフトも楽しめる走り屋の大定番と言えば、FRでターボ、マニュアルと3拍子揃ったシルビア&180SXは外せない。今回はシルビア&180SX専門店『ガレージミラルダ』の走行会に潜入。ドリフトを満喫しているユーザーの愛機とマシンメイクを紹介していこう。

ラリー競技の練習にもドリフトは最適!

クルマ好きだった姉の影響で走りに目覚めた谷口さん。180SXを手に入れたのはドリフトをしたかったから。現在は、ラリー競技や耐久レースにも出場するなどモータースポーツ漬けの日々を送るが、ドリフトはその練習という意味合いが大きいそう。

そんな谷口さんがお勧めというのが、ミラルダのオリジナル車高調。「トラクションも掛かるし、振り回してもしなやかに動きます。扱いやすいアシですね」とのこと。今回も迫力の走りで、見事クラス優勝を果たした。

GBC22タービンや東名パワードのハイカムを装着することで、約370psを発揮するエンジン。ミッションはニスモ6速に換装済み。プロペラシャフトはアルミ製に変更してレスポンスアップを図っている。

インタークーラーはコアサポート内に中置きマウント。これはレスポンスアップと共に、ドリフト走行で起こりうるクラッシュ時のダメージを減らす事を目的としたメイキングだ。

BNR32純正のリヤアルミナックルを移植してトラクションアップに繋げている。また、駆動系保護のためにモティーズのオイルを愛用。こちらもお勧めとのこと。

修理のために訪れたミラルダでドリフトデビューを決めて約1年!

どこのショップでも原因が分からなかったエンジン不調。ミラルダにて点火系のトラブルであることが判明。コイル交換や熱対策により調子を取り戻した。その際に、高島代表に誘われて始めたのがドリフト。リヤローターを大径化してサイドが効くようにしたり、GCGタービンや東名ハイカムを入れてパワーアップしたりなど、チューニングを進めながら腕を磨いているそうだ。

GCGハイフロータービンや東名ハイカム、ミラルダオリジナルマフラーの装着などにより330psまで引き上げられたエンジン。トラブルもなく、下から軽快に吹け上がるパワー特性で大満足しているそうだ。

ホイールは往年のインパル17インチをチョイス。ブレーキ系はフロントローターをスリット入りに変更している程度。S15シルビアの基本ドリフトパッケージを具現化したような仕上がりだ。

上級クラスで2位の実力派!白煙の秘密兵器はリヤナックル

豪快に白煙を上げながら迫力のドリフトを披露していた大山さんは、ドリフト歴7年のリターン組だ。ナプレックのハイレスポンスキットやGT2871Rタービンを組み込んだエンジンは400psを発揮。足回りはミラルダの車高調を軸にきっちりとセットアップ済みだ。

白煙の秘密はBNR32用のリヤナックル。鋳物のシルビア用と比べて軽くて、リヤを振り回しやすくなったそうだ。

ホイールはグラムライツ57CRの17インチで、タイヤは前後とも235/40サイズを履く。ストリートも快適に走れるドリフト仕様として、今後も大切に育てていくそうだ。

Part.2へ続く
●取材協力:ガレージ ミラルダ 千葉県柏市藤ヶ谷1191-20 TEL:04-7179-5830

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【関連リンク】
ガレージミラルダ
http://www.miralda.net

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