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スーパー耐久でGR86やロードスターと戦うAutoLabo ZC33Sスイフトスポーツ タフで速いクルマづくりをクローズアップ! 前編 | Motor Fan|自動車情報のモーターファン

ST4でGR86/NDロードスターRF/NCロードスターに挑む オートラボのZC33Sスイフトスポーツは排気量1501~2400ccの車両が対象となるST-4クラスに参戦。このクラスの主流はGR86で、NDロードスターR […]

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レギュレーションの中で可能な限り制動力を強化

足まわりやブレーキ系は、強化のための交換や変更が許されている。ただし、保安基準に適合していることや、レギュレーションの範囲内であることが前提。ちなみに、ブレーキローターは、外径や厚み、摺動面がメーカーラインオフと同一であり、ASEA基準に適合していることが条件。

アールズ製のフロントブレーキキャリパーキットで強化。特認を受けたチューニングポイントで、キャリパーは4ポット、ローター径は300mm。バンパーから導風で冷却対策も施す。

車高調は、一般市販されているテイン製のレーシングモデルだ。変更不可なドライブシャフトやタイロッドは、オーバーホールや遮熱によって耐久性を高める。スタビは2穴仕様で、エンジンを下さずに調整可能。

ハブの強化はNG。ナットのみ、ピッチを変更し、不ネジ部を設けたオートラボオリジナルの強化品に交換。ナットをホイールに固定し、ホイール脱着の作業性を高める『ナットカラー』とのセット販売を計画中だ。

ストローク不足が顕著なリアサスはコイルオーバー形式に改造

ZC33Sの純正リアサスはトーションビーム方式で、接地性に難がある。オートラボの車両はコイルオーバー式に改造し、ストローク不足を解消。旋回性能を高めるとともに、コーナリング時のABSやEPSの誤作動を防いでいる。車高調の取り付け部分は、ロールバーの取り付け箇所と共用。同時に強度アップを図る。

テイン製の車高調をベースにコイルオーバー形式に改造されたリアサス。バネレートはフロント、リアいずれも12~8kg/mmを軸にベストセッティングを模索中。取り付け部の補強も完璧だ。

フロア下もレーシーに! 触媒は後方に移設を予定

レギュレーションを踏まえながら、工夫を凝らして性能向上を図っている。フロア下もカスタマイズ。もともとミッションオイルの油量が少ないため、オイルクーラーを追加して冷却対策とともに油量を増やしている。

ミッションのオイルクーラー(下)は専用のボックスをフロア下にレイアウト。オイルポンプはHPI製を用いる。L.S.D.はCUSCOのtype-RS(1.5way)で、セッティングの内容は極秘。エキマニと一体の触媒は排気抵抗が大きい。そのため、後日、触媒は後方に移設された。

軽量化を図るも、装備や補強でボディ重量はノーマル以上

スーパー耐久シリーズ2025 第3戦 富士24時間レースが、5月30日~6月1日に開催される。AutoLaboの290号車スズキ・スイフトスポーツも参戦! また、パドックでの『S耐横丁』では、アールズもブースを出展予定だ。

ボディは、アンダーコートを撤去しウエイトダウン。マフラーはライトなシングル出しを装着している。可能な限り軽量化が図られているが、実際の重量はノーマルよりも重い。

安全装備のロールバーや各部の補強、冷却装置の増設などがおもな要因だ。スペアタイヤハウスの下には、補強アングルを組んでセットされたエアジャッキのユニットがある。

ドライバーの安全性を最重視したインテリア

レギュレーションに合わせ、純正パネルを活かしながら、簡略化されたキャビン。ロールケージは安全装備として、スペックや取り付け方法を厳守して搭載。シートはRECAROのプロレーサーRMS。燃料タンクは規定の80L仕様を搭載している。

エアロはオートラボのオリジナルで、一般販売されている。アイテムはフロント、リアバンパー、そしてウイングの3ピース。ウイングのガーニーフラップは高さ調整式で、コースによって効力を調整できる。

バックモニターのカメラはリアワイパーの付け根にセット。ST-4クラスでは抜くより抜かれることが多いため、後続車に上手く抜かれることも、ドライバーに求められるテクニックなのだ。


■Kunimatsu Auto-Labo 

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