白ボディ×金シーカーが映える! 唯一無二を狙ったスポーツ系ノア

以前はワゴンRスティングレーをベースに、ガッツリとカスタムを楽しんでいたというオーナーのまつうらさん。結婚やライフスタイルの変化もあり、「次はファミリーカーとして落ち着こう」と選んだのが80系ノアだった。

……しかし、その決意は長く続かなかったようだ。

購入当初は“ちょっとだけ”をテーマに、ダウンサスで軽くローダウンする程度のライトカスタムで楽しんでいた。だが、半年ほど乗るうちに実用性とスタイルを両立したいという想いが強くなり、エアサス導入を検討。そこで相談したのが、大阪・東大阪に拠点を構える「K.IDEALIZE(ケイアイディアライズ)」だった。

スポーツ系カスタムを得意とし、数多くの個性的な車両を手掛けるショップとして知られる存在。そのスタイル提案に触れるうち、「ノアでスポーツ系をやったら絶対面白い」と方向性が大きく変化。ファミリーカーとして落ち着くどころか、再び“本気のカスタム熱”に火が付いてしまったという。

そして完成してしまった(!?) ノアでまず目を惹くのが、足元にセットされたワーク・シーカーGX。しかも選択したのは、存在感抜群のゴールドカラーだ。ネオクラシカルな雰囲気も感じさせるデザインに惹かれたそうで、以前装着していた19インチから、あえて18インチへサイズダウン。一般的には大径化が定番となるミニバンカスタムだが、この仕様はひと味違う。

しかし実際に見ると、小径感はまったくない。白ボディを基調としたシンプルなスタイルに、ゴールドディスクが強烈なアクセントとして映え、絶妙な存在感を放っている。ロームエアーのエアサスによる低車高との組み合わせもバランス抜群で、シンプルながら視線を奪う1台へと仕上がっていた。

さらに、このノア最大の特徴ともいえるのがフロントフェイスだ。スポーツ感を強く打ち出すため、ダミーインタークーラーをインストール。ミニバンではなかなか見かけない大胆なアプローチだが、その完成度は驚くほど高い。

まずフロントグリルはTRDのエスクァイア用を流用。ノア専用で理想的なグリルが少なかったことから、あえて別車種用を流用し、中央部を大胆に加工。ルーバー部分が浮いて見えるように仕立てることで、レーシーな空気感を演出している。そして純正ロアグリルをカット加工し、ダミーインタークーラーをセット。まるでターボスポーツのような迫力を漂わせる、唯一無二のフロントマスクを完成させた。

“落ち着くため”に買ったはずのノア。しかし気付けば、オーナーのカスタム魂を再燃させる存在となっていた。ファミリーカーという枠に収まらない、スポーツマインド全開の80ノア。その自由な発想こそ、カスタムの醍醐味なのかもしれない。

TOYOTA NOAH(平成27年式)

インタークーラーの設置によってミニバンなのに速そうな雰囲気を増幅

インタークーラーの設置によってミニバンなのに速そうな雰囲気を増幅。本体正面には制作ショップである「K.IDEALIZE(ケイアイディアライズ)」の文字が描かれる。
TRDのエスクァイア用を流用したフロントグリル。中央部のルーバーを浮いているように魅せることで、奥行き感ある表情を作り出している。
すでに生産終了モデルではあるが、ネオクラ系デザインに惹かれたというシーカーGX。ゴールドディスクと白ボディの組み合わせがとにかく映える。
フロントはケースペック・シルクブレイズ、リアはクールレーシングのフラップスポイラーを装着。ディフュザールックのリアスポイラーやフロントサイドの立ち上げなど、スポーティな空気感を全身から漂わせる。
トヨタエンブレムが中央に配置されるリアガーニッシュはブラックアウト。メッキのギラギラした質感を抑えることで全体のバランス感を整えている。
OWNER/まつうらさん

SPECIFICAIOTN
⚫️ホイール:ワーク・シーカーGX(18×8.5+30)⚫️タイヤ:(205/35)⚫️エクステリア:F=ケースペック、S/R=クールレーシング、グリル=ワンオフ⚫️サスペンション:エアサス=ロームエアー

【第29回 春のドレスアップミーティング♩】
期日:2026年4月12日(日)
場所:ふじてんスノーリゾート
主催:エルティード

PHOTO:秋元栄二郎