純正の完成度を崩さずにスポーツ性能を引き上げる

車高調でもダウンサスでもない新世代サスペンションの提案
数あるデモカーの中から、ブリッツが峠アタック企画に投入したのがFL5型シビックタイプRだ。世界的人気を誇るホンダの最新スポーツをベースに、同社が展開するチューニングメニューを惜しみなく投入した一台である。


エンジンにはカーボンインテークシステムとニュルスペック・カスタムエディションによる吸排気チューンを実施。さらにチューニングECUとパワコンによるブーストアップを組み合わせることで、実測でノーマル比約63psアップ、トルクも約6.5kgm向上を達成し、390ps級のパフォーマンスを手に入れている。
そんな高出力仕様のFL5を支えるのが、新たにリリースされた『ダンパーZZ-R A』だ。
これは純正電子制御ダンパーの機能をそのまま活かしながらローダウンを可能とした新発想のサスペンションキットで、フロントは0〜−20mm、リヤは0〜−25mmの範囲で車高調整に対応。スプリングレートはフロント4.9kg/mm、リヤ5.0kg/mmに設定されている。

最大の特徴は、一般的な車高調とは異なり、FL5が標準装備する電子制御ダンパーの性能を犠牲にしないこと。純正のドライブモードもそのまま使用できるため、快適性とスポーツ性能を高次元で両立できるのだ。
さらに、調整式スタビリンクやボディダンパー『B-MCB』も装着。ボディ全体の一体感や質感向上にも抜かりはない。

足元にはエンケイGTC02(9.5J×18+45)とディレッツァZⅢ(265/35R18)をセット。フロントには開発中のビッグキャリパーキットも装着されており、サーキット走行まで視野に入れた仕上がりとなっている。

試乗を担当した冨林勇佑選手も「ブーストアップされた390ps仕様は圧倒的にパワフル。ダンパーZZ-R Aは純正電子制御とのマッチングも良く、+Rモードならサーキット走行も十分に楽しめる。峠ではスポーツモードが特に好印象でした」と高く評価する。

純正が持つ高い完成度を活かしながら、さらに上の走りを実現する。そんなブリッツらしいアプローチが、このFL5には凝縮されているのだ。
●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277
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