GMA T.50s Niki Lauda #1

1974年の南アフリカGP勝利マシンをオマージュ

2026年のグッドウッドで公開される「GMA T.50s ニキ・ラウダ」のエクステリア。
「T.50s ニキ・ラウダ」の市販1号車は、1974年の南アフリカGPで勝利した「ブラバム BT44」をオマージュした。

ゴードン・マレー・オートモーティブは、2026年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに4台の特別なモデルを送り込む。その中心となるのが、初のカスタマー向け車両が完成した「T.50s ニキ・ラウダ」の世界初公開である。さらにT.50s ニキ・ラウダ シャシーナンバー01が、実際にグッドウッドのヒルクライムコースを走行する予定だ。

ヒルクライムを走行する初の顧客向けT.50s ニキ・ラウダ シャシーナンバー01は、1974年にキャラミで開催された南アフリカGPにおいて、ゴードン・マレーがF1初勝利を収めたことを記念した仕様となる。ボディはホワイトをベースに南アフリカ国旗をモチーフとしたカラーリングを採用し、カルロス・ロイテマンが勝利した「ブラバム BT44」をオマージュしたグロスブラックのゼッケン「7」があしらわれた。

サーキット専用モデルのT.50s ニキ・ラウダは、ゴードン・マレーのモータースポーツキャリアを称える特別仕様として25台を限定製造。各個体は彼がグランプリで勝利した24レースの日付と、耐久レースでの勝利が刻まれる。GMAのエグゼクティブ・チェアマンを務めるゴードン・マレーは、グッドウッドに向けて次のようにコメントした。

「T.50を発表してからわずか6年で、私たちは100台の顧客向け車両を設計・開発・生産し、世界中のオーナーへ納車しました。現在はT.50sの生産が開始されており、T.33とT.33 スパイダーも量産に向けた開発が順調に進んでいます。さらに、私たちの設計哲学とエンジニアリングの限界に挑戦する、より専門性の高いモデル群も創り上げてきました。軽量で美しく設計されたスーパースポーツをお客様のために開発し、それを愛好家の皆様と共有できることを誇りに思います」

製造直前のプロトタイプもグッドウッドに登場

2026年のグッドウッドで公開される「GMA T.33 スパイダー」のエクステリア。
現在最終テスト段階にある「T.33 スパイダー」や「ゴードン・マレー ル・マン GTR XP1」もヒルクライムコースに登場する。

T.50s ニキ・ラウダの市販仕様車に加えて、「ゴードン・マレー S1 LM」が欧州初公開される。S1 LMは昨年行われたチャリティオークションにおいて、2063万ドルという記録的な落札額が話題を集めた。また、「ゴードン・マレー ル・マン GTR XP1」と「GMA T.33 スパイダー」のプロトタイプもヒルクライムに登場し、走行シーンを披露する。

「ゴードン・マレー ル・マン GTR XP1」は、24台が限定生産される実験的プロトタイプ。マレー自身が手掛けたロングテール仕様のレーシングカーをオマージュしており、パフォーマンス重視の空力設計とタイムレスなデザインが融合した。

「T.33 スパイダー」のバリデーションプロトタイプ「VP12」は、鮮やかなグリーンのボディカラーをまとい、量産前の最終実走テスト用プロトタイプとして製造された。3.9リッターV型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、没入感あふれるドライブ体験を実現する。

様々なモデルのテストドライバーを務めるダリオ・フランキッティは、グッドウッドに向けて次のように意気込みを語っている。

「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、自動車業界最高峰に君臨するイベントです。会場の雰囲気、熱狂的なファン、そしてクルマとの距離感は他に類を見ません。複数のゴードン・マレー製V12モデルがヒルクライムを駆け上がる姿、そして何よりも初の顧客向けT.50s ニキ・ラウダが走行する様子をお届けできるのが、本当に楽しみです」

2020年8月にT.50を発表して以来、ゴードン・マレー・オートモーティブは100台のT.50を生産し、世界中のオーナーへ納車してきた。現在は25台限定のサーキット専用モデル「T.50s ニキ・ラウダ」の製造が進められており、「T.33」と「T.33 スパイダー」も開発最終段階に入っている。

「GMA T.50sニキ・ラウダ」を動画でチェック!

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