70年代の行灯カブをベースに、ビンテージハーレーの世界観を融合。ノーマルルックを活かしながら、力の抜けた雰囲気が心地いい。

ホンダ純正パーツだけで楽しむ王道の75ccチューン

1972年頃の行灯カブをベースに製作されたこの車両。テーマは「旧いスーパーカブをビンテージハーレーのノリでゆるく楽しむこと」だ。

エンジンはダックス70用シリンダーヘッドと75ccシリンダー、70用クラッチ、70用縦キャブレターなど、ホンダ純正パーツを中心に構成。いわゆる”純正流用チューン”で仕上げられている。

マフラーも当時モノのホンダ純正モナカマフラーを装着。海外製コピーではなく純正刻印入りにこだわるあたりにも、旧車好きならではの美学が感じられる。

少し低めがカッコいい。”雑貨屋”のような遊び心も魅力

少しローダウンした車高と純正流用パーツを組み合わせることで、旧車らしい佇まいをより引き立てている。

フロントはフォーク内部のカラーを抜いて約2cmローダウン。リアも純正ショックのスプリングをカットしショート加工することで車高を揃え、スーパーカブらしいフロントフェンダー形状をより美しく見せている。

オレンジ色のミラーが目を引くワンポイント。こうした小物使いも「雑貨屋のような雰囲気」を演出する重要なアイテムだ。

一方で、カスタムはメカだけでは終わらない。ハーレー用バッグを流用したサイドバッグや、オレンジ色のミラー、ステッカー、小さなアクセサリーなど、「好きな物をポイポイ付けた雑貨屋みたいな雰囲気」がこのマシン最大の魅力だ。

ヴィンテージハーレーやチョッパーカルチャーが好きというオーナーらしく、肩の力が抜けたカスタムセンスが随所に光っていた。

古いカブだからこそ味わえる”個性”を楽しむ

現在もキャブ最終型のスーパーカブ90を所有するふじやんさんだが、やはり一番惹かれるのは70年代の古いスーパーカブだという。

「古いモデルは、それぞれちゃんと個性がある。基本はノーマルルックが好きなんです」と話す通り、派手さよりも当時らしい雰囲気を大切にしながら、自分らしい遊び心をプラスしている。

最新パーツを並べるだけではない、長年カブを楽しんできたオーナーだからこそ生まれた一台だった。

ディテールチェック

ハーレー・スポーツスター用タンクバッグをサイドバッグとして流用。ヴィンテージ感のあるレザーが車体の雰囲気によく似合う。
ステッカーやアクセサリーを気負わず貼り付けたサイドカバーも見どころ。「好きな物をポイポイ付ける」というオーナーらしさが表れている。
昔から一部で親しまれてきた”アルミ洗濯ばさみ”も装着。放熱効果よりも遊び心を優先したアクセントとして楽しんでいる。
行灯ランプの横にはお気に入りのバッジを追加。純正の雰囲気を崩さず、自分らしさをさりげなくプラスした。
ナンバーボルトにはスパークプラグ型カバーを装着。こうした細かなアクセサリー選びにもセンスが光る。

撮影したのはこのEVENT!

「愛知カブミーティング2026」
■日時:2026年6月21日(日)
■開催地:Comas hui(愛知県知多郡南知多町内海)

海を望む南知多のロケーションで開催される人気イベント。全国から集まったカブヌシたちが愛車を並べ、交流やカスタム談義を楽しむ。ノーマル車からハードカスタムまで幅広い車両が集まるのも特徴で、知多半島の景色を楽しみながらツーリング気分も味わえる。会場全体にゆったりとした休日の空気が流れるイベントだ。

EVENT REPORTはこちら!

「日本一美しいロケーションのイベントかも!?」550台のスーパーカブが集結した愛知カブミーティング2026が最高すぎた! | Motor Fan|自動車情報のモーターファン

海とヤシの木に囲まれたロケーションは南国リゾート!? 会場となったComas huiは、南知多・内海海岸の目の前に位置する人気スポット。 海沿いにはヤシの木が並び、青空との組み合わせはまるで南国リゾートのような雰囲気だ。 […]

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【モトチャンプ】