アメ車の季節の訪れを知らせるIKURAちゃんの夏祭り!
『IKURA’s アメリカンフェスティバル 2026』
真っ赤な太陽、青く輝く海。そんな夏のイメージにピッタリなのがアメリカ車だ。ポップでカラフルなカラーがよく似合う派手で大柄なボディをきらびやかなクロームメッキで飾り立て、カウルフードの下にパワフルなV8エンジンを搭載する彼の国のクルマは、広大な大地と独自の自動車文化から生まれた唯一無二の存在だ。それはまさに自由と民主主義、そして豊かさを象徴するアメリカンドリームそのものだ。

夏休みへのカウントダウンが始まり、人々が薄着となって、新たな出会いへの期待に胸が膨らみ、開放的な雰囲気となる夏がワルな雰囲気が漂うアメリカ車にはやはりよく似合う。

そのようなアメリカ車のシーズンの訪れを告げるのが、静岡県の富士スピードウェイで毎年初夏に開催されるアメリカン・モーターカルチャーの祭典『IKURA’s アメリカンフェスティバル』(以下、IAF)である。

あいにくの雨にも関わらず熱気ムンムン
アメ車に、ハーレーに、熱いライブと今年のIAFは大盛り上がり!
IAFのオーガナイザーは、タレント&ソウルシンガーであり、カスタムプロデューサーとしても有名なIKURA(イクラ)ちゃんこと井倉光一さんが務める。

1961年神奈川県川崎生まれ。1984年DooWop Vocal Group『The Moon Dogs』でビクター音楽産業よりデビュー。1996年の活動休止後はタレント活動と並行して自動車関係のビジネスを手掛ける。2005年から音楽活動を再開し、『IKURA&FUNKEE STYLE』を結成する。現在はミュージシャン・DJ・IAFなどのイベントプロデューサーから、車、バイク、時計、サーフィンといった自身の趣味をベースにした活動を行うなど多方面で活動中。
IKURAちゃんと言えば、アメ車のオーソリティーとしてすっかりおなじみの存在。最近ではテリー伊藤さんとのコンビでYouTubeでも活躍しており、『The Moon Dogs』時代からのベテランファンだけでなく、その当時生まれていなかった若者からも熱い支持を集めている人気者だ。

そんな彼が主催するIAFは、もともとは彼の音楽活動のプロモーション的な性格の強いものだったが、回を重ねるごとに彼の好きなアメリカン・モーターカルチャー、モータースポーツ、ミュージックなどのテーマにしたお祭りとなり、運営形態や内容、会場、開催時期を変えながら今日まで開催を続けてきた。

今年のIAFは7月5日(日)に開催されたのだが、梅雨の真っ只中での開催ということもあってか、イベント当日は終日雨に祟られてしまった。34年の歴史を持つIAFの中でも雨天開催は珍しく、晴れ男のIKURAちゃんをもってしても、今回ばかりは天気を回復させることができなかったようだ。しかし、集まったファンの熱気は完全に夏を先取りしており、来場者は降りしきる雨をものともせずに盛り上がりを見せていた。


アメ車にVW、国産旧車、そしてバイクにソウルミュージック……
IKURAちゃんの好きなものをすべて詰め込んだIAF
今回のIAFでは、カーショーやモーターサイクルショーのほか、本コース上ではエントリー車によるパレードランやヒストリックカー&バイクの走行会、メインステージではIKURA&Funkeestyleのほか、CADILLAC、KOZZY IWAKAWA Rock’n Roll Revueによるライブが開催され、会場を盛り上げていた。

メイン会場となるイベント広場では、アメリカ車を中心に国産旧車、VWなどのマニアックなマシンがずらりと並ぶ。エントリー車両の中で台数的に多いのはもちろんアメリカ車だ。アメリカ車イベントの花形であるHOTROD(ホットロッド)やLOW RIDER(ローライダー)はもちろんのこと、MUSCLE CAR(マッスルカー)やTRUCK’N(トラッキン)、STREET VAN(ストリートバン)など、さまざまなジャンルのマシンが参加していた。
また、会場の一角にはハーレーの展示エリアが設けられ、そこには30インチオーバーのフロントホイールを履かせたど迫力のバガーカスタムが並ぶ。それ以外にもハーレーやゴールドウイングなどをベースにしたトライクでのエントリーもあり、今回のIAFはクルマ好きやバイク好き、ソウルミュージックファンも大いに満足させる内容となっていた。



本コース上では旧車走行会も行なわれた。1995年までに生産された国内外の車両に出走資格が与えられる。ナンバーなしの競技車両のほか、ナンバー付きのロードゴーイングカーなどクラス別に分かれて出走する。

クルマだけでなくA.V.C.C.(American Vintage Motorcycle Club)によるヴィンテージバイクの走行会も行なわれた。

フォトギャラリー:『IAF 2026』の会場で出会ったマシンたち
『IAF 2026』にエントリーしたクルマやバイクはここまでの紹介したものだけではない。本文にはないエントリー車の画像はページトップの「この記事の画像をもっと見る(53枚)」から見ることができる。どんなクルマがエントリーしていたのか、タップリの画像で楽しんでほしい。







