Q.サーキットにはどんな施設があるの? 給油はできる? 荷物置き場は?

A.それぞれの名称や目的、使い方を知っておきたい

これらがあるからこそ 安全に楽しく走れる

袖ヶ浦フォレストレースウェイの例。多くのサーキットはホームページにコースだけでなく、こうした設備の配置図や案内を載せている。行く前にチェックしておきたい。

楽しく安全にサーキットを走れるのも、コースを管理するスタッフやさまざまな設備のおかげ。

サーキットのゲートをくぐったら、主催者から事前に送られてきた指定の場所に向かうか、スタッフの誘導に従って駐車位置にクルマを停める。

サーキットや走行会によってケース・バイ・ケースだが、ピットが使える場合も使えない場合もあり、パドックに停めてピットは共用の荷物置き場となるパターンもある。

各ピットに部屋が付いているようなサーキットは別として、通常、ピットやパドックがクルマの置き場となる場合、ピットなら左右、パドックなら背後のスペースが荷物置き場となる。

固定されていない車内の荷物は、走行前にすべて外に出すのが常識。敷物(被せ物)や物入れを持参して、荷物が雨や風をしのげるようにしたい。

ひとり用の小さな折り畳みテントに積み込む人もいる。ただし、貴重品は盗難の恐れがあるので持ち歩くようにしたい。走行時も車室内のグローブボックスやセンターコンソールなどに入れて、かつ、動かないようにしておきたい。

コントロールタワーはサーキットの管制室。それが収まるピットビルか、隣接の建物にはブリーフィングルームや走行窓口、コース管理室などがあって、ブリーフィングや講習はブリーフィングルームを使うことが多いが、参加人数などによってはパドックやピットで行われることもある。

走行会の受け付けも走行窓口ではなく、ピットやテントで行われることが多く、事前の送付資料で確認しておきたい。

ピットは使える場合と使えない場合がある。使える場合も先着順だったり、事前予約が必要だったり、無料だったり有料だったり、さまざま。こちらも事前に調べておきたい事柄だ。

サインガードはサーキットによって異なるが、ピットロードとコースを仕切るピットウォールの内側に設けられていることが多い。サインボードを出したりする場所だが、ミニサーキットでは、安全上の問題で、そこに立ち入ってはいけない場合もある。

エアコンプレッサーは多くのサーキットに備えられている。洗車場やガソリンスタンドが敷地内にあるところも……。

設備は他の人のことも考え、譲り合って大事に利用したい。

【パドックエリア】ピットのまわりにある駐車スペースで、ピットが使えないときは、そこにクルマを置き、走行準備を行う。荷物を置く場合は置き方や管理に注意。
【コントロールタワー】サーキットの管制塔。窓口やブリーフィングルームが併設されているケースが多い。
【ピット&ピットレーン】ピット前のピットレーンは青線でふたつに区分され、ピット側が軽作業用エリア。通行は禁止。コース側がコースイン専用通路になる(袖ケ浦フォレストレースウェイの場合)。
【ガソリンスタンド】サーキットによってはガソリンスタンドもある。そこでのガソリンの買い方はサーキットによって異なる。価格はやや高めな場合が多く、営業時間にも注意!
【サインガード】サインボードを出すエリア。サーキットによってはピットウォールとピットロードの間にあるとも限らない。ピットレーンも含め、足が露出するサンダルなどでの歩行は禁止。傘も厳禁。

ピットレーンには制限速度があり
通行レーンも分けられている

コースに出入りするピットロードには制限速度がある。袖ヶ浦フォレストレースウェイではコースに入るコースインのレーンは50㎞/h。

ピットに戻るピットインでは、コースからの出口通路がピット向けと、パドック向けの2つに分かれる。ピットにピットレーンを通って戻るなら50㎞/h。パドックに戻るなら、パドックに通じる出口レーンは20㎞/h。

パドック内は、人の往来に注意。クルマを即座に止められる程度の徐行で走ることが鉄則だ。


■取材協力

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