7・8・9月の期間限定の『ナイトサファリ』で
夜行性の動物が活発に動く時間のサファリパークを楽しもう!

富士サファリパーク

静岡県裾野市須山にある『富士サファリパーク』は、東京ドーム16個分の広さに相当する敷地面積・約74ヘクタールに、約60種類・800頭以上の動物がのびのびと暮らしている。そして、彼らの多くが全長約4.5kmのサファリゾーンを生活の場としており、来場客はマイカーや周遊バス、パーク内専用レンタカー「ナビゲーションカー」に乗ったまま間近に動物を見学できるところに、この施設最大の魅力がある。

『富士サファリパーク』はゼブラカラーの「ナビゲーションカー」が正解?マイカーでは走れない秘密のオフロードコースは大迫力!! | Motor Fan|自動車情報のモーターファン

夏休みのレジャーにオススメの『富士サファリパーク』はマイカーでなくても楽しめる! 夏のレジャーで避けて通れないのは、観光地の人混みと強烈な日差しによる強烈な暑さだ。これには体温調整能力が低い子どもや高齢者は急激に体力を消 […]

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『富士サファリパーク』レポートvol.2「ナビゲーションカー」編

しかしながら、ライオンやトラなどのサファリゾーンにいる少なくない動物は夜行性だ。『富士サファリパーク』の営業時間は季節や曜日によっても若干異なるが、朝から夕方(夏休み中は9時~16時30分)までとなっており、日中の彼らは木陰で身体を横にして休んでいることが多い。

「ナイトサファリ」で撮影されたアムールトラ。ライオンやトラなどのネコ科の肉食獣の多くは夜行性で、夕方から夜にかけては活動が活発化する。(PHOTO:富士サファリパーク)

夜行性の動物が活発に動くのは閉園後となるため、来場客はアクティブに動く彼らの姿をなかなか見ることができないのだ。

「ナイトサファリ」のサファリゾーン。パーク内に設置されたスポットランプとクルマのヘッドランプがシマウマを映し出す。(PHOTO:富士サファリパーク)

そこで『富士サファリパーク』では、本来の生活リズムに沿った動物たちの姿を来園者に見せるべく、夏休みを中心とした7・8・9月限定で夕方から夜の時間帯に『ナイトサファリ』を開催している。

シマウマは基本的に昼行性だが、状況に応じて夜間に活動することもあるようだ。(PHOTO:富士サファリパーク)

開催期間は7月26日~8月30日の夏休み中と9月5日~9月27日までの土日祝日で、入園受付時間は18時~19時30分(9月19日~27日は17時30分~19時30分)となっている。なお、9月開催期間中の9月19日以降は営業時間の変更に伴い、各イベントの開催時間も変更される。そのため、ナイトサファリの開催時間が早まる点は注意しておきたい。

また、マイカーでサファリゾーンを周遊する場合の入場時間は18時20分~20時まで(20時以降は入場不可)で、日中の営業とは異なり、周遊は1周のみに制限されるが、「ナイト入園チケット」の料金は大人1700円、子ども1200円とリーズナブルな金額に抑えられている。ただし、入園するためにはWeb予約サービスのMy SAFARIからチケットの事前購入が必要になるので注意が必要だ。

【富士サファリパーク公式】ナイトサファリ2026

『ナイトサファリ』のために用意された限定ツアー
日中とは違った魅力がある夜のサファリパーク

標高850mの高地にある『富士サファリパーク』では、夕暮れを迎えると夏でも上着1枚ほしくなるほど涼しくなる日が多い。プライベートな空間を確保できるマイカーでサファリゾーンを周遊するのも悪くはないが、暑さや強い日差しのない「ナイトサファリ」ならば、キャビン部分が金網張りとなり、スタッフによる動物解説が楽しめる「ジャングルバス」や「スーパージャングルバス」の利用をオススメしたい。

「ナイトバスツアー」でサファリゾーンを巡るジャングルバス。動物のエサあげはできないものの、料金は日中に比べてリーズナブルに設定されている。(PHOTO:富士サファリパーク)

周遊バスによる限定ツアーに参加するには、ジャングルバスは「ナイトバスツアー」、スーパージャングルバスは「ナイトプレミアムツアー」の日時指定のチケットをMy SAFARIを介して事前購入する必要がある。なかでも草食動物のエサあげ体験ができるナイトプレミアムツアーは、1日あたりの運行本数が少なく人気もあるため、確実に乗るためには早めの予約が必要になるだろう。料金はナイトバスツアーが1000円/1名で、ナイトプレミアムツアー1500円/1名となる。

「ナイトプレミアムツアー」でサファリゾーンを巡るスーパージャングルバス。ナイトバスツアーと違ってこちらは草食動物へのエサあげがプログラムに入っている。(PHOTO:富士サファリパーク)

また、限定ツアーは周遊バスだけでなく、ナビゲーションカーを使用した「ナイトガイドツアー」も開催される。これはスタッフが運転するゼブラカラーのクルマに乗り、詳しい動物解説を聞きながらサファリゾーンを周遊するというもので、コース途中で草食動物へのエサあげ体験もできる超プレミアムなツアーだ。料金は1万5000円/1台で乗車定員は5名となる。

ナビゲーションカーを使用した「ナイトガイドツアー」。日中とは違って「ナイトサファリ」はスタッフが運転する。端末からではなくスタッフが動物解説をしてくれるのも魅力のひとつ。(PHOTO:富士サファリパーク)

ほかにも限定ツアーとしては、飼育員と一緒に徒歩で「どうぶつ村エリア」を周遊し、動物の解説を聞きながらカバやヒョウへのエサあげ体験ができる「どうぶつ村ナイトツアー」もある。こちらは土日祝日の18時45分~19時30分(集合は18時30分)にかけて実施されている。定員は4人までを1グループとし、1日あたり7グループまで。料金は3000円/1グループとなる。

飼育員と一緒に徒歩で「どうぶつ村エリア」を周遊する「どうぶつ村ナイトツアー」。動物の解説を聞きながらカバやヒョウへのエサあげ体験ができる。参加費用も3000円/1グループ(4人まで)とリーズナブルだ。(PHOTO:富士サファリパーク)

また、限定ツアーとは別に、イヌの館やネコの館、サファリレストラン、サファリショップ、ふれあいゾーンの一部エリアがナイトサファリの時間帯も営業している。クローズドの時間は施設によって異なるため、利用に際しては公式ホームページを参照にしてもらいたい。

21時まで営業しているサファリショップ。ぬいぐるみやお菓子、ジャングルバスのミニカーなど、思わず欲しくなるお土産が並ぶ。『富士サファリパーク』を訪れた際はぜひ立ち寄りたい。

代表的な施設を紹介すると、キッズメニューやナイト限定メニューなどを取り揃えたサファリレストランは20時30分まで(ラストオーダーは20時まで)、お菓子やぬいぐるみなどの『富士サファリパーク』ならではのお土産が買えるサファリショップは21時まで営業している。

実物大のライオンの赤ちゃんのぬいぐるみ。なお、ふれあい牧場では2026年2月に生まれたばかりのライオンの赤ちゃんを特別展示中(※特別展示は8月下旬まで開催)。

暗闇から目を爛々と輝かせてライオンやトラが出現!
夜行性の動物の生態を知るには「ナイトサファリ」がオススメだ

東名高速上り線を使って東京へ戻る場合、海老名SAや大和トンネルを先頭に渋滞が発生することが常態化しており、週末の混雑のピークは17時~21時ごろとなる。だが、夕方から開場する「ナイトサファリ」を立ち寄り先に加えることで、渋滞のもっとも激しい時間帯を避けられる。

『富士サファリパーク』の「ナイトサファリ」(PHOTO:富士サファリパーク)

同じ時間を過ごすにしても、渋滞にハマってストレスを溜めるくらいなら、動物を車内から間近で見学できる夜の『富士サファリパーク』を訪れたほうが、ドライバーにとっても同乗者にとっても遥かに有意義な時間が過ごせるのではないだろうか。

ライトアップされた草食動物ゾーンのキリン。キリンは昼行性の動物だが、夜間も部分的に活動する。子どもを中心に「ナイトサファリ」でも人気がある動物だ。(PHOTO:富士サファリパーク)

夜の帳が下りた『富士サファリパーク』は日中とはまた違った様子を見せる。闇が支配するサファリゾーンだが、園内のところどころに灯がともり、その明かりと自動車のヘッドランプによって動物たちのシルエットを浮かび上がらせる。明と暗のコントラストがサファリゾーンの風景は何とも幻想的で思わず引き込まれる。

闇に潜むライオン。夜は彼らが活発化する時間だ。サファリパークの動物の野性を感じるには『ナイトサファリ』に訪れることをオススメしたい。(PHOTO:富士サファリパーク)

肉食獣ゾーンでは暗闇から忽然とトラやライオンが現れる。目を爛々と輝かせ活動的に動く肉食獣の姿はまさに野生のプレデターそのものだ。日中ののんびりと昼寝をする彼らからは想像できない野性味と迫力があり、安全な車内にいるにもかかわらず、間近で見るその姿には恐怖すら感じてしまうほどだ。

「ナイトサファリ」のライオン。(PHOTO:富士サファリパーク)

この貴重な体験ができるのは夏の限られた期間だけ。動物との非日常を味わいたい人は『富士サファリパーク』公式ホームページをチェックし、My SAFARで前売りチケットを購入してほしい。

「ナイトバスツアー」の車内の様子。標高の高い『富士サファリパーク』は陽が沈むと日中の暑さが嘘のように涼しくなる。夕涼みを兼ねて周遊バスに乗るのは、ちいさい子どもや高齢者のいる家族連れには良いのかもしれない。なお、気温が低くなることもあるため、上着を持参することを忘れずに。(PHOTO:富士サファリパーク)