サイドカバー周辺までカブラならではの外装でコーディネート。入手時には不足していたパーツもあったが、オーナーがコツコツ集めて現在の姿へと仕上げた。

純正オプションでここまで変わる! 個性派カブラの存在感

一見すると大胆に手を加えたカスタム車のようだが、このスタイルの核となっているのが純正オプションブランド「ホンダアクセス」からリリースされていたカブラキットだ。角目ヘッドライトのスーパーカブをベースに、専用外装を組み合わせることで、ノーマルとはまったく異なる個性的なスタイルを作り上げている。

複数台のカブを所有する赤い彗星さんは、カブラも2台所有。この車両は、もともとカブラのパーツが半分ほど装着された中古車として入手したものだ。そこから不足していたパーツを少しずつ探し出し、ほぼフル装備といえる現在の姿へと仕上げていった。現在では入手困難なパーツも多く、それだけでも貴重な一台だ。

錆びたマフラーも交換しない! オリジナルの姿を優先

各部を新品同様にリフレッシュするのではなく、できる限り当時のスタイルを守っているのもポイント。たとえばマフラーには経年による錆が見られるものの、スタイリングの完成度を崩したくないという理由から、そのまま使用している。

フロント周りにもキャラクターを使ったデコレーションをプラス。カブラ独特のスタイルに、オーナーらしい遊び心を盛り込んでいる。

一方で、純正の雰囲気を壊さない範囲でオーナーらしい遊び心もプラス。各部にはキャラクターを使った“キャラデコ”が施され、赤、白、青を基調とした車体に楽しいアクセントを加えている。希少なパーツだからと完全保存するのではなく、オリジナルの魅力を大切にしながら、自分のバイクとして楽しむ。そんな付き合い方もこのカブラの魅力だ。

走行距離6万km超! 300km以上のロングツーリングもこなす

現在ではカブラ用パーツの希少性も高まっているが、赤い彗星さんはそんなことを気にせずガンガン走る。ときには300km以上のロングツーリングにも出かけ、走行距離はすでに6万kmを突破している。

容量1.5Lのアルミ製予備タンクを装備。300kmを超える長距離ツーリングも楽しむオーナーにとって、実用性の高い装備となっている。

長距離を走るための実用装備として、容量1.5Lのアルミ製予備タンクも搭載。夜間を含め、距離を気にせず走りたいオーナーにとって心強いアイテムとなっている。エンジンは走行距離を重ねた段階でオーバーホールを行い、ピストンを交換。それでもまだまだ現役だという。希少なカブラを保存するのではなく、カブ本来の道具として徹底的に使い込む。6万kmという距離が、その楽しみ方を何より物語っている。

ディテールチェック

スポークホイールには赤と青をアクセントとして取り入れ、車体全体のカラーリングとコーディネート。足周りにも細かなドレスアップが施されている。
リヤ周りにはキャラクターを使った小物を配置。純正のオリジナルスタイルを大きく崩すことなく、遊び心のあるアクセントを加えている。

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.12」
■日時:2022年5月1日(日)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)

こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!


【モトチャンプ】