
“スケベイスゴールド”に輝く角目カブ!
スーパーカブの中でも四角いヘッドライトを備えた、通称“角目カブ”。丸目に比べてカスタムベースとして注目される機会が少なかった角目を、メリルさんはあえて選択した。「角目カブをカッコ良く仕上げる!」という反骨精神からスタートしたのが、この一台だ。
まず目を奪われるのが、全身を包む強烈なゴールド。金属部分にはグラインダーで模様を刻む“グラインダータトゥー”を施し、その上からキャンディカラーで仕上げることで、見る角度や光の当たり方によって表情を変える外装を完成させた。カラー名は、以前製作したC125の“ソープランドピンク”に続く“スケベイスゴールド”。名前まで含めて強烈な個性を放っている。
バンバン200用4.5Jホイールを前後に投入!

スタイルのもうひとつの核となるのが、強烈なワイドタイヤだ。ノーマルのリム幅が1.4Jなのに対し、装着したのはバンバン200のリヤ用4.5Jホイール。なんと純正の3倍以上となるリム幅を、リヤだけでなくフロントにも投入している。
当然、そのまま装着できるはずもなく、フロントフォークは3分割してワイド加工。最初の加工では精度が出ず、改めて部品を用意して作り直したというから、その苦労も相当なもの。リヤには2個イチで製作した8cmロング&ワイド仕様のスイングアームを組み合わせる。前後ともボリュームたっぷりの足周りとなったことで、角目カブ本来の実用車的な姿から一変。どっしりと構えた独特のプロポーションを手に入れた。
太足を成立させるため見えない部分にもひと工夫

ここまでワイドなホイールを収めれば、チェーンラインにも手を入れる必要がある。リヤタイヤのワイド化に合わせてチェーンラインをオフセットし、モンキー用のカウンターシャフトサポートを流用。外から見える派手なカスタムだけでなく、極太足周りを成立させるための加工もしっかり施されている。

エンジンは海外製の125cc仕様を搭載し、マフラーにはrbワークスのメガホンタイプを装着。シートはファットムーン製の生地を使って純正シートを張り替え、ホイールと同系色でコーディネートした。
完成までにはパーツの入荷遅れというトラブルもあり、お披露目予定だったイベントのわずか1か月前に必要なパーツが到着。そこから一気に仕上げ、なんとか完成にこぎ着けたという。角目、極太ホイール、グラインダータトゥーというクセの強い要素を全部盛りしながら、ひとつのスタイルにまとめ上げた個性派カブだ。
ディテールチェック

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.12」
■日時:2022年5月1日(日)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)
こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!
【モトチャンプ】