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今日は何の日?■インテリアを上級化したステージア・プライムエディション

1999年(平成11)年9月1日、日産自動車は高級ステーションワゴン「ステージア」の特別仕様車「ステージア・プライムエディション」を発売した。前年にマイナーチェンジでスポーティな高級ワゴンとなったステージアだったが、プライムエディションはそれをベースに価格を抑えながらインテリアを上質化した特別仕様車である。
大人のステーションワゴンとして誕生したステージア

初代「ステージア」は、7代目「ローレル(C34型)」と9代目「スカイライン(R33型)」のシャシーやエンジンを流用した高級ステーションワゴンとして、1996年9月に誕生した。

大型の3ナンバーサイズの4ドアハードトップで、シンプルなフロントグリルをもつクリーンかつスポーティなステーションワゴンで、広い荷室を持つなど実用性にも優れていた。またインテリアは、ローレル/スカイラインの上級グレードに相当する豪華な仕上げだった。
エンジンは、直列6気筒の3種を搭載。最高出力130ps/最大トルク17.5kgmの2.0L 直6 SOHC(RB20E)、200ps/26.0kgmの2.5L 直6 DOHC(RB26DE) 、235ps/28.0 kgmの2.5L 直6 DOHCインタークーラーターボ(RB25DET)、これらに4速ATおよび5速MTが組み合わされた。駆動方式は、FRと4WDが選べた。
1997年10月には、オーテックジャパンが開発したR33型スカイラインGT-Rのパワートレーンをそのまま移植した最高出力280ps/最大トルク37.5kgmを発揮する「260RS」という特別仕様車がリリースされ、走りに特化したワゴンも注目を集めた。


車両価格は、227.0万~264.0万(2WD)/268.5万~316.0万円(4WD)。当時の大卒初任給は19.5万円程度(現在は約23万円)だったので、単純計算では現在の価値で約268万~311万円/317万~373万円に相当する。
豪華装備とスポーティな走り、さらに高い実用性を合わせ持ったステージアは、レガシィ・ツーリングワゴンとは別のフィールドである高級ステーションワゴンのパイオニアとして人気を集めることになった。
マイナーチェンジで商品力を強化

「ステージア」は、1998年8月に大規模なマイナーチェンジを実施した。マイナーチェンジでは、フロント周りを中心にエクステリアを大幅に変更したのに加え、パワートレーンの変更も行なわれた。

スタイリングは、スポーティなヘッドランプやフロントグリル、フロントバンパー、マルチリフレクター化したリヤコンビランプなどで精悍さを強調。インテリアについては、シート&ドアトリムクロスの変更や、シーマで好評の左右両開きコンソールボックスの採用などにより高級感を演出した。
エンジンについては、155ps/19.0kgmの2.0L 直6 DOHC(RB20DE)、200ps/26.0kgmの2.5L 直6 DOHC(RB25DE:NEOストレート6)、新型「スカイライン」に搭載された最高出力280ps/最大トルク35.0kgmを発揮する2.5L 直6 DOHC インタークーラーターボ(RB25DET:NEOストレート6ターボ)の3種エンジンを搭載し、優れた加速感とスポーティな走りが実現された。

またトランスミッションは、新開発の“E-ATx”がX&Gシリーズに採用され、マニュアルモードの走りが満喫できる“デュアルマチックM-ATx”がRSシリーズに採用。駆動方式はFRと4WDが選べた。
このマイナーチェンジでは、フロント周りの大幅な変更に加えて新エンジンを搭載することで、本来のステージアの持つ高級感に加え、スポーティさのアピールにも成功した。
特別仕様車プライムエディションを追加

マイナーチェンジの1年後に、特別仕様車「プライムエディション」が発売された。

プライムエディションは、“デュアルマチックM-ATx”を搭載した4モデル「25t RS FOUR V(2.5Lターボ/4WD)」、「25t RS V(2.5Lターボ/2WD)」、「25RS FOUR(2.5L NA/4WD)」、「25RS(2.5L NA/2WD)」をベースに上級化したインテリアが装備された。


具体的な装備としては、本革のサプラーレコンビシートや運転席パワーシート、木目・本革コンビステアリングなどを装備するとともに、ATフィニッシャー、センターコンソールフィニッシャーおよびパワーウインドウスイッチフィニッシャーを木目調としてインテリアの上質化を図った。
車両価格は、346.0万円(25t RS FOUR V)、319.5万円(25t RS V)、305.5万円(25RS FOUR)、280.0万円(25RS)に設定された。

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プライムエディションは、ベース車よりも10万~20万円ほど高額に設定されたが、装備の充実ぶりを考慮するとコスパに優れたモデルであり、高級ステーションワゴンを求めるユーザーにはお買い得だったかもしれない。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。







