ハイスペック化が進むスポーツカーに対応

YR-Advance VAB WRX STI with TE37 SAGA S-plus 19×9.5J inset 35
TOYO PROXES T1 Sport 245/35R19

スポーツカーのエンジンパワーは、スペックがどんどん上がっている。それにともなって操縦安定性を高めるべく、タイヤとホイールは大径になり、ブレーキシステムも驚くほどに大型化が進んでいる。車重だって相応なものだ。

VOLK RACING TE37 S-plusの設計思想はそれらを許容するもので、19インチはユーザーが待ち望んだサイズだ。

というのも、それまでのTE37系19インチでは、リムの形状から最新の大型ブレーキとの組み合わせが難しいケースが生じていた。この19インチは、現行G87 BMW M2純正の400mmフロントローターあたりまでをターゲットにしている(先代F87 BMW M2もM2 Competition日本仕様やM2 CSは400mmフロントローターが標準装備)。

リムには剛性・強度に優れるノーマルリムが採用されている。これは大型ブレーキへの対応だけではない。加速・旋回・減速をたしかにするホイールづくりにはリムの構造が重要で、レイズの技術によるそれは、実走で効果がテキメンに表れる。

全体に剛性と強度が整ったホイールは、引き換えに多少重量が増えるものの、それらの恩恵のほうが勝り、軽やかな走りと的確なインフォメーションを高次元で両得できる。

VOLK RACING TE37シリーズはそこを意識した設計が施されているが、S-plusはそれが最新のスポーツカーやタイヤの性能を見越して開発されているというわけだ。

スポークとリムの結合部分は、広さがたっぷり取られる。そして、スポーク間の『正三角形状』は、力を逃がすカナメ。それらは歴代モデルで採用されてきた伝統だ。

スポーク裏面は2本のスポークをひとつの組にしたようなコの字断面。肉抜きだけでなく、イメージ的にホイールが受ける力を2方向に分散させている。

S-plusの19インチは純正サイズが19インチの車種はもちろん、18インチの車種をインチアップする際も、剛性・強度・軽さ・タイヤの接地感、インフォメーションの高さからくる扱いやすさなどの恩恵を得やすくなっている。


■レイズ

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