王道5スポークにディープリムを融合

GT BEYOND-Rが描く新たな機能美

チューニングカーの激しい走りを支える強度と、見る者を魅了する美しいフォルム。その両立を高いレベルで追求しているのがアドバンレーシングだ。中でも、スポーツホイールの王道ともいえる5スポークデザインを採用した人気のGTシリーズに、新たに加わったモデルがGTビヨンドRである。

軽量・高剛性を実現する金型鍛造1ピース製法や、大型ブレーキシステムに対応するバレルリムプロファイルは、兄弟モデルのGTビヨンドから継承。一方、GTビヨンドR最大の特徴は、ステップリム形状を採用した点にある。リムの内側へスポークをタイトに接続することで、ディープリムならではの奥行きと立体感を生み出している。

リムの深さは4種類、コンケイブ形状は3タイプを設定。それぞれを組み合わせることで、多彩なバリエーションを実現している。ディスク部をコンパクトにまとめたステップリム形状でありながら、十分なコンケイブを確保している点も見逃せない。

直線を基調としたスポークデザインは、GTビヨンドの意匠を踏襲。スポーク側面の先端部と股部分にはサイドカットを施し、細部の造形にもこだわっている。

ステップリムとの組み合わせによって、どこか懐かしさを感じさせるクラシカルな雰囲気と、現代的なレーシングスタイルを融合。GTビヨンドRならではの個性を際立たせている。また、スポークには切削加工による「BEYOND-R」のロゴを刻印。GTシリーズの最新モデルであることをさり気なくアピールする。

もちろん、機能面にも妥協はない。軽量設計でありながら、JWL規格を大きく上回る強度と剛性を確保し、チューニングマシンのハードな走りを支える。さらに、ビードシート部には、高出力車でのタイヤの空転を抑えるローレット加工を採用。センターキャップを装着すればディスク中央にボリューム感が生まれ、また違った表情を楽しめるのも魅力だ。

カラーバリエーションは3タイプを用意。ホイール全面を切削した「マシニング&ダイヤモンドカット」は、鏡面のような輝きで鍛造ホイールらしい質感を主張する。一方、リムとセンターボアを切削加工した「ダイヤモンドカット&ダークプラチナブラック」は、精悍さと上質感を両立。全面を塗装で仕上げた「レーシングチタニウムブラック」も用意され、それぞれ異なる個性を楽しめる。

サイズは18インチから展開。さらに、東京オートサロン2026では19インチモデルの追加も発表された。そのリリースが期待される19インチ仕様をいち早く装着しているのが、今回撮影したHKSのFL5だ。

装着サイズは前後ともに19×10J+40。タイヤには265/30R19サイズのアドバンネオバAD09を組み合わせる。全面切削仕上げのマシニング&ダイヤモンドカットは、19インチならではの大径感をいっそう強調。足元に存在感を与えながら、ボディカラーを選ばず幅広いスタイルにマッチしそうな仕上がりとなっている。

タイヤの選択肢が豊富でスポーツ走行にも適した18インチと、大径ならではの迫力に加え、純正タイヤも装着できる19インチ。軽さと強さという鍛造スポーツホイールに求められる性能を備えつつ、ステップリムならではの深みある造形美も手に入れたGTビヨンドR。どちらのサイズを選ぶかは、FL5オーナーにとってうれしい悩みとなりそうだ。

●問い合わせ:YFC TEL:0463-75-9346

「伝説の“オニ”が現代に復活!」アドバンレーシングホイールの異端デザインを再構築

90年代のストリートシーンを知る世代なら、その独創的な姿に懐かしさを覚えるはず。伝説的モデル「アドバンレーシング オニ」のアイデンティティを受け継ぎながら、現代のKカー&コンパクトカーに向けて生まれ変わったのが「オニ ツー」だ。象徴的なトライアングルデザインを現代の技術で磨き上げ、足元に唯一無二の個性を与えてくれる。

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