
1way/1.5way/2wayを選択可能なL.S.D。このNDERCは1.5wayカム角はON側35°/OFF側20°にセッティング。
組んでから変わらず
ナチュラルが続いている
NDERCロードスターにクスコの機械式L.S.D『タイプMZ』を組んでから、すでに4年以上、5年近くが経過している。取り付けの際は、MCRでケースとディスクのバリ取りやディスクの面出し、厚さの計測など、入念に作業いただいた。
10枚のディスクは2組の表裏を入れ替えて、約60%の効きになるようにした。1.5wayのカム角はON側35°/OFF側20°と、これも控えめに。イニシャルトルクも7kgf-mと抑え気味だった。
これらのひと手間ふた手間が効いていて、サーキットや広場トレーニング2~3回に1回のサイクルでオイル交換を行っているだけなのに、ナチュラルな効き味も異音やジャダーのなさも変わらない。とても気に入っているポイントだ。
丁寧に組めば、細やかなセッティングの効果を長く味わえる。そんな素性を持つロングセラーのL.S.Dなのである。

サーキットは筑波のコース2000と1000、富士スピードウェイや本庄サーキット、袖ヶ浦やSUGOなどを走ってきたが、どのサーキットでも、減速時はほのかに姿勢を整え、かといって曲がりにくくならず、立ち上がりは効かせたいところで効かせたいだけ効く。
車高調サスキットはCUSCOのSPORT SやHKS HIPERMAX GATE SPECを使用。ブレーキパッドはG-maxのダイヤモンドが多く、タイヤは205/45R17や215/40R17、205/50R16のADVAN NEOVA AD09や215/40R17や205/50R16のADVAN A052との組み合わせだが、躊躇なく踏めて、リアが出過ぎたときのアクセルコントロールにもリニアに反応してくれる。

ロガーを見ると、微妙にアクセルコントロールしている場合もあり、組み直す際は、さらに緩やかに効くようにしてもよいかもしれない。

ローグリップのタイヤに履き替えて通う広場トレーニングでも、効き具合はナチュラルなまま。違和感なくスキルアップに没頭することができる。そんな守備範囲の広さも備えているのだ。
ちなみに、オイルはニスモの75W-140を使うことが多い。日常からサーキットまで、このL.S.Dの自然なテイストを高めるのに、ひと役買っているといえそうだ。
■キャロッセ
TEL 027-352-3578
■MCR
千葉県柏市大青田713-2
TEL 04-7199-2845


