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今日は何の日?

■RX-7の集大成RX-7タイプRZ登場

2000年10月18日にデビューした特別仕様車、マツダ「RX-7 タイプRZ」

2000年(平成12)年10月18日、マツダは当時世界唯一のロータリースポーツである3代目FD3S型「RX-7」に、走りを追求した「RX-7タイプRZ」を175台限定で発売した。タイプRZは、“過去23年にわたるRX-7への想いのすべてを込めた“とのキャッチコピーの通り、RX-7の集大成となるモデルである。

ロータリースポーツの象徴となったRX-7

1967年5月にデビューしたマツダ「コスモスポーツ」。世界初の量産ロータリー搭載車
1967年5月にデビューしたマツダ「コスモスポーツ」。世界初の量産ロータリー搭載車
マツダ「コスモスポーツ」に搭載されたロータリーエンジン

マツダは、1967年5月に世界初の量産ロータリーエンジン搭載車「コスモスポーツ」をデビューさせ、その後「ファミリアクーペ」、「ルーチェクーペ」、「サバンナ」、「コスモAP」と、ロータリー搭載車のラインナップ展開を進めた。

カペラロータリー
サバンナ
ファミリア・ロータリークーペ
ルーチェ・ロータリークーペ
コスモAP/コスモL

そして、1978年4月にロータリー第6弾としてコンパクトスポーツ「サバンナRX-7」(SA22C)がデビュー。リトラクタブルヘッドライトを装備したラジエターグリルレスのスラントノーズ、リアは個性的なリフトバックウインドウとリアデッキで構成されるスタイリッシュなフォルムがスポーティさを印象付けた。

1978年4月にデビューして大ヒットしたマツダSA型「サバンナRX-7」

搭載された12A(573cc×2)型ロータリーエンジンは、最高出力130ps/最大トルク16.5kgmを発揮し、1000kgを切る軽量ボディによって、最高速度は180km/h、0→400m加速15.8秒と、「ポルシェ924」や「フェアレディZ」に匹敵する抜群の動力性能を誇った。

1978年4月にデビューして大ヒットしたマツダSA型「サバンナRX-7」

さらに、軽量コンパクトなロータリーの特徴を生かして、エンジンをフロントミッドシップ(FR)したレイアウトで、前後重量配分50.7:49.3を達成し、スポーツカーらしい軽快なハンドリング性能も実現された。

マツダSA型「サバンナRX-7」に搭載された12A型ロータリーエンジン

洗練されたデザインとロータリーエンジンによる力強い走りで、RX-7は一世を風靡する大ヒットモデルとなった。

ターボエンジンを搭載してさらにパワフルになった2代目

1985年10月にデビューしたマツダ2代目FC型「サバンナRX-7」

人気のモデルとなった「RX-7」は、1985年10月に2代目(FC3S)にモデルチェンジした。2代目は、本来のスポーティさに加えてラグジュアリー感も備えた。

1985年10月にデビューしたマツダ2代目FC型「サバンナRX-7」

シャープだった初代のスタイリングから、やや丸みを帯びた空力性能に優れたマッシブなスタイリングに変貌し、FRレイアウトという理想的な前後重量配分は継承された。

マツダ2代目FC型「サバンナRX-7」に搭載された13B型ロータリーエンジン
マツダ2代目FC型「サバンナRX-7」に搭載された13B型ロータリーエンジン

パワートレーンは、「コスモAP」に搭載されていた13B型(654cc×2)2ローターエンジン、これにインタークーラー・ツインスクロールターボを搭載し、最高出力185ps/最大トルク25.0kgmを発揮。2代目サバンナRX-7は、初代の人気を引き継いで走り好きから熱烈に支持された。

1985年10月にデビューしたマツダ2代目FC型「サバンナRX-7」

グラマラスな3ナンバーとなった3代目は最後のRX-7

1991年10月にデビューしたマツダ3代目FD型「アンフィニRX-7」

3代目(FD3S)「RX-7」は、1991年10月にマツダが当時展開していた販売ネットワークの5チャンネル体制のひとつであるアンフィニ店の冠が付けられ、「アンフィニRX-7」の車名でデビューした。

1991年10月にデビューしたマツダ3代目FD型「アンフィニRX-7」
1991年10月にデビューしたマツダ3代目FD型「アンフィニRX-7」

先代よりも、さらにワイド&ローの流麗かつ躍動感あるスタイリングとなり、RX-7として初めて3ナンバーボディとなった。3ナンバーながら車両重量が1270kg~1280kgに抑えられたのは、マツダ独自のモノコックスペース構造による軽量化ボディのおかげだった。

マツダ3代目FD型「アンフィニRX-7」に搭載された13B-REWロータリーエンジン

ロータリーエンジンは、13B-REW(654cc×2)型でインタークーラー・シーケンシャルツインターボの装着によって、先代を大きく上回る最高出力255ps/最大トルク30.0kgmを発揮。最高速度180km/h、0-400m加速は13.8秒と国内トップクラスの性能を誇った。

マツダ3代目FD型「アンフィニRX-7」のコクピット、ドライビングシート

車両価格は360万~444万円とかなり高額。ちなみに当時の大卒の初任給は17万円(現在は約23万円)程度なので、単純計算では現在の価値で約487万~601万円に相当する。

RX-7、23年の集大成として走りを極めたRX-7タイプRZ

2000年10月18日にデビューした特別仕様車、マツダ「RX-7 タイプRZ」
マツダ「RX-7 タイプRZ」のリアビュー

2000年10月のこの日、3代目「RX-7」に走りを極めた特別仕様車「RX-7タイプRZ」が175台限定で発売された。

2000年10月18日にデビューした特別仕様車、マツダ「RX-7 タイプRZ」

タイプRZは、1997年10月以降設定された最も高性能なグレード「タイプRS」をベースに2シーターとし、専用スポーツ装備を充実させながらも、車重を約10kg軽量化。パワートレーンは、280ps/32.0kgmにパワーアップした13B-REW(654cc×2)型と5速MTの組み合わせで、パワーウエイトレシオを向上させた。

マツダ「RX-7 タイプRZ」のコクピット&フロントキャビン
マツダ「RX-7 タイプRZ」の特別装備品
マツダ「RX-7 タイプRZ」の特別装備品
マツダ「RX-7 タイプRZ」の特別装備品

具体的な特別装備として、レカロ社赤色専用フルバケットシートの2シーター、BBS製専用アルミホイール、ビルシュタイン製専用サスペンションなどを採用。インテリアについても、ナルディ製専用赤色ステッチ入りステアリングホイール、専用赤色ステッチ入り本革シフトノブ&シフトブーツ&パーキングレバーブーツ、運転席ニーパッド、助手席アルミフットレストボード、リアストレージボックス、さらにメーターに白色文字盤とメッキリングを採用し、照明を赤色としてスポーツマインドが高められた。

ボディ色も専用のスノーホワイトパールマイカとし、車両価格は399.8万円に設定された。

歴代RX-7の系譜図

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マツダ「RX-8」
観音開きがマツダ「RX-8」最大の特徴
マツダ「RX-8」に搭載されたエンジン

「RX-7」は排ガス規制に対応するのが厳しかったことから、2002年4月に発売された特別仕様車「RX-7スピリットR」を最後に、2002年8月に生産を終えた。しかし、2003年5月にはRX-7よりひと回り大きく実用性を高めた「RX-8」がデビューすることで、ロータリーエンジンの復活を果たした。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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