アプリリアはRS660の特別限定モデル「RS660フィリップアイランド・トリビュート」は発表し、11月5日からイタリア・ミラノで開催されている国際二輪車ショーEICMA2026のアプリリアブースに展示している。

フィリップアイランドは1989年からMotoGPのオーストラリアグランプリが開催されているサーキット。アプリリアレーシングはこのサーキットとの繋がりは深く、MotoGPの各クラスで10勝を挙げたほか、スーパーバイク選手権でも「RSV4」と共に数々の勝利を収めている。2025年のMotoGPではラウル・フェルナンデスがRS-GPを駆って、このサーキットで勝利したことで、アプリリアは世界選手権で通算300勝という歴史的な節目を迎え、最も成功したヨーロッパのメーカーとなった。

約30シーズンに渡ってロードレース世界選手権を開催してきたこのサーキットと、アプリリアとの強固な絆を記念して、人気が高いミドルクラスのスポーツバイク「RS660」のスペシャルエディションを制作した。「アプリリアRS660フィリップアイランド・トリビュート」は、専用にデザインされた印象的なカラーリングが施され、パッセンジャーシートカバーが標準装備。サイドパネルにはフィリップアイランドサーキットのコースレイアウトを模したロゴが描かれ、その下には「Phillip Island Circuit」の文字とフィニシュラインのチェッカーフラッグがあしらわれている。ベースカラーはホワイト、サイドやテールのセクションはグリーン、ホイールリムのレッドと組み合わせることで、サーキットのロゴに使われているカラーリングを反映。燃料タンクにはアプリリアがこのサーキットで挙げた勝利数を示すバッジを装着され、トップブリッジにはシリアルナンバーが刻印されている。

サイドカバーにはフィリップアイランド・サーキットのコース図が描かれる。
パッセンジャーシートカバーが標準装備。
トップブリッジにはシリアルナンバーが入る。
アプリリアがフィリップアイランド・サーキットで勝利を挙げたシーズンが記される。

ベースとなるRS660には多くの電子制御システムが盛り込まれ、最新世代のaPRCシステムにはトラクションコントロール、ウイリーコントロール、エンジンブレーキコントロール、コーナリングABS、そしてライドバイワイヤー電子スロットルコントロールで管理されるエンジンマッピングが含まれ、ライダーのニーズに合わせて調整できる。エンジンは水冷並列2気筒DOHC659ccで、最高出力105ps。免許制度に合わせて出力を35kWに制限したバージョンも用意する。

11月6日現在、販売開始の時期や価格の発表はない。