ヤマハ発動機はこのほど、本社従業員駐車場（静岡県磐田市）の一部に乗用車270台分の「カーポート型太陽光発電設備（ソーラーパネル）」を新設し、今年1月より発電および給電を開始すると発表した。
カーポート型ソーラーパネル計1912枚（合計出力879kW）を設置
発電した電力は隣接する自社工場で使用し年間約458トンのCO₂削減を見込む
このたび新設したのは、カーポート型ソーラーパネル計1912枚（発電出力460W／枚、合計出力879kW）。同設備で発電した電力は隣接する自社工場で使用し、年間約458トンのCO₂削減を見込んでいる。
同社では、2035年までに使用電力の30％を太陽光発電に切り替える計画。2023年12月には袋井南工場（静岡県袋井市）の屋根全面に2200kW規模のメガソーラーを配置するなど、各事業所施設へのソーラーパネル設置を進めている。
ヤマハ発動機は「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」で、2050年までに事業活動を含むサプライチェーン全体のカーボンニュートラル（※）を目指している。また、スコープ1. 2.においては、グループ会社を含む各製造拠点におけるカーボンニュートラル実現の目標を2035年に設定し、各種の取り組みを加速させている。
※企業活動における自社の排出（スコープ1.2.）＋スコープ1.2.以外の排出（スコープ3.）
