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  • 2019/02/20
  • MotorFan編集部 佐川健太郎

英国トライアンフが伝説の「スピードツイン」を復活! リバイバルブームの真打ち登場か!?

レジェンドの名を冠した注目モデルの発表会が開催

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トライアンフの新型モデル「スピードツイン」の日本での発売を記念したローンチパーティ「TRIUMPH NIGHT」が2月13日に東京・渋谷のクラブ「WONB」で開催された。「バイク×アート×ミュージック」をコンセプトに業界のカベを超えた新しいスタイルのプレゼンテーションが展開される中、不朽の名車のネーミングを冠して蘇った現代のスピードツインが輝いた。
REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
新型「スピードツイン」の発表会を兼ねたローンチパーティ「TRIUMPH NIGHT」が渋谷・WOMBで開催された。

クラス最高峰のハンドリング

 昨年から毎月1台のペースでニューモデルを投入するなど進境著しいトライアンフが、今回発売したのが往年の名車、「SPEED TWIN(スピードツイン)」の現代版である。ちなみに1938年に登場した元祖スピードツインは、当時も優れたパフォーマンスと操作性により、トライアンフを世界に名だたるモーターサイクルブランドの地位に押し上げた名車として知られている。

元祖スピードツインは軽量・シンプルな車体に並列2気筒のパワフルなエンジンを搭載した当時最新の高性能スポーツモデルとして登場。モーターサイクル史上に名を残すゲームチェンジャーとなった。※トライアンフ英国本社にて筆者撮影。
現代に蘇った新型「スピードツイン」。ツインショックを採用したレトロモダンなスタイルの中に、前後17インチ軽量アルミキャストホーイルやアップタイプのツインエキゾーストを装備するなど、走りを予感させる現代的なエッセンスが盛り込まれている。

 最新モデルとなる新型スピードツインはボンネビルシリーズの中で最も高性能な「スラクストンR」をベースに作られている。エンジンは専用アップデートされた水冷並列2気筒1,200ccSOHC8バルブ仕様で、低慣性クランクと高圧縮ヘッドにより97ps/6,750rpmの最高出力を実現。今回、マグネシウムカバーなどの軽量パーツの採用などにより、エンジン単体で2.5kgの軽量化を達成している。

ボンネビルシリーズ最強となる「スラクストンR」系の水冷並列2気筒1200ccユニットをアップデートして搭載。往年の空冷ボンネビルのバーチカルツインを思わせるエンジンの造形の美しさは圧巻だ。

 車体も専用の新フレームに高性能カートリッジ式フォークとツインショックを前後に組み合わせ、ブレーキにもブレンボ製フロント4ピストン&リヤ2ピストンの前後トリプルディスクを採用するなど充実。軽量17インチキャストホイールと高性能なピレリ製ロッソコルサ3タイヤが奢られるなど足まわりもスポーツ性能を重視したスペックとなっているのが特徴だ。
 さらにスラクストン比で10kgの大幅な軽量化を施すなど、クラス最高峰のハンドリングを狙ったモデルに仕上げられた。また、3つのライディングモードにABSと切り替え式トラクションコントロールを装備するなど最新の電子制御も投入された。

当時のコンセプトを現代的にリバイバル

 見た目は従来のボンネビルシリーズとはまたひと味違った印象で、トライアンフの伝統と新しさを融合したレトロ&モダンなシルエットの中にスポーツモデルとしての躍動感を織り込んだデザインになっている。
 T120が往年のボンネビルを強く意識したクラシカル路線であるのに対し、新型スピードツインは1938年当時に元祖モデルが確立した“ハイパフォーマンスなスポーツモデル”としての立ち位置を現代的に解釈したものとも言えよう。それをデザインでも表現しているのだ。

トライアンフモーターサイクルズジャパン代表の野田氏によるプレゼンでは、ブランドの歴史や魅力が存分に語られた。トライアンフは近年のハリウッド大作にも度々登場するなどプレゼンスを高めている。

 冒頭でスピーチを行ったトライアンフモーターサイクルズジャパン代表の野田氏によると、今の大型バイク市場はリバイバルトレンドの真只中にあり、そこに満を持して投入したのがスピードツインと言う。価格的にもより多くの人に乗ってもらえるベンチマークとして、160万円(消費税込)というリーズナブルな設定にしているとのこと。すでに予想を超える予約が入り増産をリクエストしている状態だとか。

 ローンチパーティ会場はアートと音楽に溢れた華やかな雰囲気に包まれていたが、やはり主役はスピードツイン。英国流美的センスに裏打ちされた全身に漂うプレミアム感と本家バーチカルツインが醸し出す迫力は圧倒的だ。その存在感はまさしく本物の証と言えるだろう。

DRL付きヘッドライトやテールランプ、コンパクトなフラッシャー類もすべてLEDタイプが採用されるなど装備は現代的だ。

伝統と先進が融合したツインクロックタイプのメーターを装備。ハンドルバー手元のスクロールボタンで操作できるデジタルメニュー画面をビルトイン。実にスタイリッシュだ。

レトロ感満点のキルティングタイプのベンチシートなど、豊富な純正アクセサリーが用意されているのも嬉しいところ。
女性アーティストによるライブペインティングを実演。女性ライダーにもトライアンフをもっと親しんでもらいたいというコンセプトで、スピードツインに艶やかな花模様がアレンジされた。

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